Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

伯爵と妖精

今日はアニメで「伯爵と妖精」です。2008年の秋アニメ。原作はラノベで原作者は谷瑞恵さん。

ジャンルはファンタジー。少女マンガ的な絵柄で、舞台はイギリスで、タイトルにあるように妖精さんが出てきます。ヒロインのリディアは妖精博士(フェアリードクター)という肩書を持っていて、妖精の姿を見ることができ、会話ができます。

もう一人の主人公のエドガーは伯爵なのか公爵なのかハッキリしませんが、お家騒動の真っ最中でややこしい。なかなかいい性格【謎】をしています。エドガーとリディアの掛け合いがこのアニメの見所ですね。バトルシーンもありますが、二人の舌戦はなかなか激しく、じわじわと来ます。

面白いのは猫の妖精のニコ。ぬこではありません。二本足で歩くので、ますむらひろしさんのマンガに出てくるネコみたいな感じです。

宝石がいろいろ意味を持っているというのも特徴で、リディアが月の指輪をはめてしまったらエドガーしか抜くことができない、という設定はなかなか面白いです。指輪が魔力を持つというのは指輪物語などの多くの物語で基本設定になっていますが、物理的にどういう意味を持つのか謎ですね。指輪にはめた宝石や、刻んだ文字が魔力を持つ、というのならまだ分かりますが【なにが】。