Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

ヘヴィーオブジェクト 採用戦争

今日は「ヘヴィーオブジェクト 採用戦争」。シリーズ2冊目ですね。

1冊に3つのミッションが含まれています。場所は南極、山岳地帯、アマゾンの密林、ということで僻地で作戦展開する話です。

第三章で軍隊アリに襲撃されるシーンはアニメだと結構ぞわぞわしますが、小説では

煙の滞留する一八〇秒程度の間に、ぴくぴくと勢いを失っていき、やがて動かなくなる
(p.301)

という感じでアリが死ぬことになっていますが、アニメでは流石に3分も使わずに全滅(笑)します。しかしアリは本当に煙で死ぬのでしょうか。実験する気にもなりませんが。

今回の見所は、第二章のイグアス山岳砲撃戦で、

フローレンティアの背後に回り込んだクウェンサーは、彼女の腋の下から両手を伸ばして、容赦なくその巨乳を鷲掴みにする。
(p.249)

このシーンでしょう。気になるのならアニメで確認してみてください。


ヘヴィーオブジェクト 採用戦争
鎌池 和馬 著
凪良 イラスト
電撃文庫
ISBN: 978-4048685948