Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

クロックワーク・プラネット

今日はアニメで「クロックワーク・プラネット」。2017年の春アニメです。ラノベの原作者は榎宮祐さん、暇奈椿さんの合作です。

ストーリーはSF。地球が寿命になることが分かり、全てを歯車で置き換えることで滅亡を避けて人類が生き延びる、という独特の世界を背景にします。アニメは歯車がたくさん出て来て、歯車マニア【謎】にはたまりません。Vanden Plas さんの「The Seraphic Clockwork」というアルバムに入っている「Holes In The Sky」という曲のビデオを思い出します。

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主人公のナオトは異常聴覚という能力を持っていて、音だけで故障個所が分かります。マリーは世界一の時計技師であらゆる設計図を記憶しています。この二人が組んで修復不可能な機械を直してしまう、というシナリオです。マリーが修理するシーンは現実ではあり得ないスピードで作業が進むので、アニメ的に面白いです。何でアレで直るのかという疑問は持ってはいけません。

ナオトが修理したためナオトをマスターと認定するのがオートマタのリューズ。最強美少女キャラです。もう一人の少女オートマタ、アンクルと共に、軍隊を相手に戦える戦力を構成します。このあたり、最強モノの流れですね。

磁気を帯びて動かなくなったオートマタを熱することで磁気を取り除くシーンがありますが、そんなことして余計故障しないんでしょうか。ていうか帯磁しない金属で歯車を作っておけば問題ないような気もしますが、何か考え方が甘いのかもしれません。