Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

京都寺町三条のホームズ

今日はアニメで「京都寺町三条のホームズ」。原作者は望月麻衣さん、ミステリ小説です。

主人公は真城葵。高2のJK。天才的な鑑定眼を持っています。アルバイトに行った先で出会った家頭清貴は京都大学の院生で一流の鑑定士。この二人がいろいろ鑑定しながら謎を解いていく、という感じのストーリーです。推理するのは清貴で、名探偵にちなんでホームズと呼ばれているのですが、自身は「家頭」だからホームズなのだと謙遜しています。

ライバル役として出てくる円生という坊主の贋作師が実にいい感じで悪役キャラになっています。円生とバトルになる時は清貴も結構厳しい顔になって雰囲気も盛り上がります。

舞台は京都なのですが、言葉はアクセントとかあまり京都っぽくありません。円生は割といい感じですが、中途半端な関西弁は関西育ちにはちょっと気になります。アニメだと割り切ってしまえばいいのかもしれません。

背景とかも、少し綺麗すきで、京都っぽさというか、古都っぽさが感じられないのはちょっと気になりました。