Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

SAMURAI 7

今日はアニメで「SAMURAI 7」。

黒澤明監督の「七人の侍」を原作とし、ファンタジーっぽい世界を舞台にリメイクした作品です。サムライが農民を守って都(ミヤコ)と戦うというシナリオ。どんな材質か知りませんが、サムライの刀は鉄の装甲をゴムのように斬り割きます。斬鉄剣ですかね。なかなか刃こぼれもしません。

背景となる世界は日本と中国を足して2で割ったような感じです。都というのは巨大戦艦で空を飛ぶ機能を持っています。戦艦が空を飛ぶというのは日本独特の文化【謎】でしょうか。

キャラとしては、サムライ側の大将格のカンベエと、因縁のありそうなキュウゾウの絡みが面白いです。サムライチャンプルーのムゲンとジンのような感じですね。いつか勝負するという約束ですが、全篇にわたって味方チームとして行動します。

注目すべきは、ウキョウ。チャライのか天才なのか、いい人なのか悪人なのかよく分からない存在です。

バトルシーンは激しくスピード感もありますが、無制限に描けるアニメなのに、やはり「七人の侍」には及ばないような気がしてしまうのは私だけでしょうか。殺陣が非現実的すぎるのかもしれませ。BGMは和風の印象が強く、農村のイメージを醸し出しています。