Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

魔法使いの嫁

今日はアニメで「魔法使いの嫁」。原作はコミックですが未読です。Wikipedia によれば、アニメは原作に忠実だそうです。

内容は本格ファンタジー。舞台はイギリス。魔法使いと妖精とドラゴンが出てきます。このアニメ、最初に想像していたイメージと違ったのですが、タイトルで損してないですかね。日本で魔法使いというと他の方向に妄想してしまうので、それがダメなのかも。

登場人物は、魔法使いのエリアス。普段は大型犬の骸骨の顔をしています。どちらかというと悪魔という感じです。エリアスがオークションで買ったのがヒロインの智世(ちせ)で、生まれつき強い能力を持っていて、肉体がそれに耐えられないという設定になっています。

エリアスの性格は子供。智世は最初は自暴自棄というか、虚無な状態で、そこから徐々に二人が人間的になっていくというストーリーです。世界観としては、現代の社会に魔法の世界の住民が隠れているというもので、智世や智世の母親が、普通の人には見えないバケモノを見て恐れてしまうようなシーンは怖いものがあります。