今日は内田樹さんの「ためらいの倫理学」をランチのカレーが出てくる間に読みました。そろそろカミュの所まで来たのでもうすぐ終わりです。異邦人のモラルという言葉は知りませんでした。
それは平等性さえ確保されていれば、暴力は免責されるということであり、さらにつきつめて言えば、みずから死のリスクを冒す用意のあるものには「人間を殺す権利がある」という考え方のことである。
(p.312)
殺すというのは自分が殺されてもいいということだ、というような話は最遊記にも出てきたと思います。アカギにも似たようなシーンがありますね。確かに基本原理のようです。