Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日は「ためらいの倫理学」を読んでいたのでちょっと疲れました。この本は実は疲れる本なのです。いろいろ紹介していない本が溜まってきましたが、「ためらいの…」は紹介するのにためらわれる本です。本当に私ごときが紹介していいのかどうか。でも読んでいて痛感するのが、考え方のパターンが似ているということです。

例えばAだからBだと書いた後ですぐAだからCだと書いたりします。さっきBって書いたじゃないか、というのは罠です。BでありCだ、というのです。このBとCが同時に成立し得ないようなことだとさらに面白い。BのこともあればCのこともある、という解釈になるわけです。最初からそう書けばいいのに、と思うかもしれませんが、それでは面白くないでしょう。