Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日も本は読まなかったことにします。実際は少し読んだのですが、北方領土問題はちょっと気軽にはコメントできない感じなので。

といいつつ気軽に書いてしまうと、そもそも北方領土問題というのは、ロシアの人達の基本的思想として、武力で強奪したらそれは自分のモノだ、という考え方があるのです。中国や韓国が某島を自国領だという理屈はどこまでも謎で不可思議ですが、ロシアの考え方は極めて明確です。最後に自分の手にした者に所有権がある。それだけのことです。この原理はカムイ外伝にも出てきます。

日本人の発想としては、自分のモノは他人から強奪されても自分のモノですが、ロシアの考え方は違います。自分のモノでも強奪された時点でそれは強奪した人のモノになるのです。そのような文化もあるという事実は認めなければなりません。そもそも人類は今までの殆どの時代をそうやって暮らしてきたのだし、今もそうでしょう。

だから、北方領土問題の解決は実は簡単な話で、実力で取り戻せばいいのです。

何なら樺太も奪還してしまって構いません。そうすれば、所有した土地は日本のモノになります。実際にそんなことをしたら諸外国は猛反発するかもしれませんが、少なくともロシアの倫理ではそれが正しい考え方なのですからと、ロシアの人達は誰も文句は言わないでしょう。