Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日はちょっと体調がヘンなのでお休みします。「星の巡礼」は今日読み終えたので、そのうち評を書きます。今日は、あとがきに引用されているルーズベルト大統領のスピーチの一部、後半を紹介する。

しかし、実際によい行ないをするために努力する者、情熱と素晴らしい献身を知るもの、意味のある目的に自分自身をささげる者、最もよい場合には最後に素晴らしい勝利の結果を知る者、そして最もひどい場合、失敗したとしても、少なくとも大いなる努力のあとで失敗する者、こうした人々が、勝利も敗北も知らない冷たく臆病な人々と同じ場所にいることは絶対にないだろう。
(pp.354-355)

原文は次の通り。

but who does actually strive to do the deeds; who knows great enthusiasms, the great devotions; who spends himself in a worthy cause; who at the best knows in the end the triumph of high achievement, and who at the worst, if he fails, at least fails while daring greatly, so that his place shall never be with those cold and timid souls who neither know victory nor defeat.

The Man in the Arena - April 23, 1910 - Theodore Roosevelt Speeches- Roosevelt Almanac

ちなみに、この前には失敗を恐れずに行動しろという話が書いてある。そうすればどうなるか、という話。考えて行動しないよりは、考える前に行動してみるというのもいい方法なのだ。といってもあまり考えないで行動しないと危ないこともあるし。

 

星の巡礼 Anniversary Edition
パウロ・コエーリョ
山川 紘矢 翻訳
山川 亜希子 翻訳
KADOKAWA
ISBN: 978-4041063279