Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

今日はいろいろやることがあって、銀行に行ったり、散髪に行ったりで、本を読む暇もなかったはずなのだが、実は2冊読んでるというのはおいといて、山田風太郎さんの「戦中派焼け跡日記」をちょろちょろと読み進めているので、そこから1つ紹介したい。

激変の凄じさを血と共に知り心魂に徹して知った人間は、人間には常に幾つかの路があり、絶対唯一の路などはないことを知っているのである。
(p.51)

ところが集団心理とかいうのがあって、マスコミがこうだといえば皆がそうだそうだとその道だけを進もうとする。これも人間。