今日も忙しいので…というわけで、また「戦中派闇市日記」から紹介したいのだが、タイトルからも分かるように、これは日記である。某社長日記とは違って、本当に毎日書いているようだ。忙しいときはどうしていたのだろう?
二十二日(土) 曇
「芍薬屋夫人」第一章書く。
二十三日(日) 雨
「芍薬屋夫人」第二章書く。
(p.315)
1日に1章ずつ書くのも凄いが、このように、1日に書く量が10文字程度と短い。一言でもとにかく書くというのが毎日続けるコツらしい。あるいは日記とはそういうものなのか。長い日は数ページ、ぶつぶつと書き続けていて、短い日は1行。このメリハリが秘訣とみた。