読解力がない人は昔から一定数いたと思うけど、今は本を読まない人が増えているのでしょうか。調査したらそれほど変わっていないという結果も見たような気がしますが。国語の成績が悪い人はこういう本を読むのかな、ということで何となく買ってみました。
この本の「はじめに」に、あなたの境遇を当てるという話があるのですが、
あなたは「もし学校や塾の先生でなかったら」国語が苦手ですね、または国語が苦手な子や部下をおもちですね。
(p.4)
学校や塾の先生ではないし。国語は意外と得意な方だし、苦手な子も部下もいないですね。残念、外れです。
著者の後藤さんは、この本を買う人は理由があって買ったと想定しているのでしょう。私はたまたまそこにあった本を買ってきたので、その前提が既に成り立たないのです。
話し言葉で書いてある文章は授業を聞いているような感じで、問題を解きながら進んでいく本です。
読むだけですっきりわかる国語読解力
宝島SUGOI文庫
後藤 武士 著
ISBN: 978-4796673969