Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

図書館の本を汚したとき

今日は書こうと思っていた本が雨で濡れてしまってえらいことになったので、ちょっとお休みである。しかも図書館から借りている本なので困った。汚れていない本と交換して返却しろといわれるかもしれない。

汚れていないというのは、新品でも古本でも、きれいならokという意味である。

以前、無門関という本を図書館で借りたことがある。禅の本である。

この本を地下鉄で読んでいたら、なぜか地下鉄にがいた。しかもこの蚊が本に止まったのである。その時に、思わず本を閉じてしまったら、蚊が血を吸っていたものだったから、血の染みが本に付いてしまった。

字が読めなくなるような染みではない、蚊が吸った程度だからごく小さなもので、文字にかかってすらいない。図書館に持っていき相談すると、これでも汚れとしてダメだから綺麗な本と交換するようにと言われたのだ。現状回復ということか。このときに、交換する本は新品でなくても古本でも構わないということを知った。

この染みのついた無門関は今も自宅にある。何かの因縁なのだろう。