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Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

東大2017 とんがる東大 (現役東大生がつくる東大受験本)

先日、Yahoo!知恵袋の話を書いたけど、この本も回答作成用に買いました。ていうか実はムツゴロウさんのインタビュー記事が出ているから買ったのだけど。この本は毎年出ているので、もうすぐ2018年版が出るのかもしれないから、今のうちに書いておきます。

そのインタビュー記事から。

駒場の2年間では生物学の基礎を学び、命の秘密を見たように思いました。
(p.271)

当時と今ではちょっとカリキュラムとか違うらしい。最近、推薦入学を始めて話題になっていたりするが、東大の入試問題は考えないと解けない問題が出るというのが定説です。自分で考えて解ける力がある人が勝てるわけ。知恵袋では「どの参考書をやればいいですか」みたいな質問がよくあるけど、大学によってこれかな、という参考書があって、どの大学か指定してくれないと回答できないんですよね。まあだいたい学力が想像できればできないこともないけど。

これが、東大の場合は参考書を示す必要がないのです。学力は関係なくて、「自分で考えろ」という回答を書けばいいから。東大はまさにその自分で考えるという力を高めることが一番重要。自分で考えて参考書を選ぶところから勉強なんです。だからこの回答なんですね。質問している人で、そこが分かっている人が何割いるかな。

しかし推薦入試を始めるとか聞くと、東大生ってその考える能力はどの程度あるのかな、とか思ったりするけど。

私は世界中の大学を回って学生と話しましたが、東大生のように自分でよく考えて学んでいた学生はいませんでしたね。
(p.274)

あまり心配いらないってことかな。TVに出てくる東大生とか見てると、大丈夫なのか東大生、みたいな超絶危機感もあるのだけど、ヒトゴトだしどうでもいいか。

この本には必勝勉強法とか、落ちた人の体験記とか、参考になりそうな記事がたくさんあるけど、例えばアンケート。合格に必要なものというのがあって、東大生にアンケートをとっています。

実力以外で東大合格に必要なものを聞くと「周りの環境」が54.5%で最多、「運」が52.5%と続いた。
(p.28)

東大生の半分はで合格していた! 驚愕の事実が(笑)

他にも東大まんがくらぶの描いているマンガに出てくる、大手企業全落ちした保坂くんも気になるけど、この本の最後に出てくる2015年度学部・大学院別就職先データというのも実に興味深い。ちゃんと学部別、企業別にどこに何人、というレベルで紹介しています。法学部から富士通みたいな異種産業(でもないのかな?)に就職している人とかいるし、文学部から漫画家になったり農学部から在宅ライターになるというのはどういう人なんだろうと想像しても微妙にイメージが出てこない。文学部から虹の邑ポパイくん、なんての見るとついググってしまうのです。



東大2017 とんがる東大 (現役東大生がつくる東大受験本)
東京大学出版会
ISBN: 978-4130013000