Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

やなりいなり

今日も順序を気にしないで書いちゃうけど「しゃばけ」シリーズ10作目「やなりいなり」。 やなりというのは鳴家(やなり)という妖のことだと思うが、作品中では「やなり稲荷」と表現された稲荷寿司が出てくる。ちなみに、鳴家は「しゃばけ」シリーズのレギュラ…

ゆんでめて

何か途中飛んでますけど、今日は「しゃばけ」シリーズの9作目、「ゆんでめて」から紹介する。この本は5つの短編が入っている。 1つ目は本のタイトルにもなっている「ゆんでめて」。ゆんでは「弓手」、めては「馬手」。馬に乗りながら弓を使うところを想像し…

雑記

今日も忙しかったので評する暇がありません。すみません。ちなみに「しゃばけ」のシリーズはその後「いっちばん」「ころころろ」「ゆんでみて」まで読破した。 電車の中で割と気軽に読めてしまうので読書が進むのだが、じゃあ書けるかというと、それがなかな…

雑記

今日はいろいろ疲れたのでお休みなのである。ちょっと読み始めたのが、村上春樹さんのアンダーグラウンド。 ちょっと量があるので気合を入れて読まねばなるまい。

ちんぷんかん

しゃばけシリーズの6冊目。5つの短編が入ってる。 1つ目の「鬼と子鬼」は若だんなが火事で煙を吸ってしまってあの世に逝ってしまう話。ていうか実際は三途の川の手前でふらふら彷徨っている状態なので、死んだかどうか微妙だけど。 「以前来たときは、ちゃん…

雑記

昨日紹介した「文明論之概略」は読み終わりました。評するのに時間がかかりそうですが、最近、日本に来て迷惑行為をする外人が話題になっていましたが、この本に出てくるのは、 馬や車に乗って意気揚々として、人に避けて通らせるのは西洋人が多い。偶然巡査…

雑記

毎日一冊読むのもキツいので、今日はお休みです。最近何を読んでいるかというと、福澤諭吉さんの文明論之概略。 この本、先崎彰容さんが現代日本語に翻訳してくれたので、普通に読みやすいのが特徴。 格言的な言葉は無茶苦茶たくさん出てくる。例えば、 愚か…

うそうそ

しゃばけシリーズで5冊目。これはいいタイトルだなぁ、と一撃【違】でやられた感じ。 本のタイトルになっている「うそうそ」が何と3ページで終わってしまう。しかも意味が分からない(笑)。ウソだけど。ちゃんと最初に意味が書いてあって、「たずねまわるさま…

おまけのこ

しゃばけシリーズの4冊目。5つの短編が入っている。 「こわい」は狐者異(こわい)の話…かと思ったのだが、長崎屋の若だんなが幼馴染の栄吉が気合を入れて作った饅頭を食べたら、思わず吐き出してしまい、 「不味かったんだっ。それで喉を通らなかったんだよっ…

東大卒貧困ワーカー

この本、タイトルが「東大卒貧困ワーカー」だが、書いてあることは東大とは何の関係もない。ただ単にこの本の著者が東大卒だというだけのことである。 東大生なのに就活で全落ちしてどこも雇ってくれなくて途方に暮れるみたいな面白い話なのかと思って期待し…

ヤマダチの砦

時代小説。バトルシーンが満載だ。 イケメンでボンボンで若さまの新三郎は密命を受けて京都に向かうが、途中で山賊に襲われる。ヤマダチとは山賊のこと。危機一髪のところで魁という山の一族の男に助けられる。山の一族というのは解説にサンカという言葉が出…

殺人鬼フジコの衝動

ミステリー。この作品は、個人的にはいまいち分からないところがあって、あまり評価できない。出てくる殺人鬼にリアリティが感じられないのである。小説にリアルを求めてどうするという意見もあるかもしれないが、まあ、それはその通りだ。ちなみに、こうい…

短歌は最強アイテム――高校生活の悩みに効きます

今日は「短歌は最強アイテム」、千葉聡先生のエッセイ。本の中では「ちばさと」と呼ばれています。 岩波ジュニア新書だから、高校生あたりがターゲットでしょうね。舞台も高校です。短歌がたくさん出てくるけど、それ以外の細かいところのやりとりが面白い。…

ねこのばば

今日は、しゃばけシリーズの3作目、「ねこのばば」。ネコババって言いますな。この文庫本には、5つの短編が入っている。 「茶巾たまご」は犯人の言い訳が面白い。何故殺したかと問い詰めると必要だから殺したというのだが、じゃあ他人がお前を殺そうとしても…

ぬしさまへ

しゃばけシリーズ第2作。6つの短編が入っている。どれもいい感じなのだが、今回はその中から一番気に入っている「空のビードロ」を紹介したい。 松之助は桶屋の奉公人である。このシリーズの主人公、一太郎の兄だ。 東屋では奉公人の飯は、二杯までと決めら…

雑記

今日は書くことがないので、おやすみということで。チラっと読んだのが零戦の本。そのうち紹介できると思う。

しゃばけ

「しゃばけ」は娑婆気だと巻頭に書いてあるし、変換したら一発で出てきたからそういう言葉があるらしいが知らなかった。不勉強も甚だしい。これはもう広辞苑を一度、読みきるしかないかとか思っているのだが、シリーズの最初の作品がこの「しゃばけ」である…

仇討ち

今日は時代小説、池波正太郎さんの「仇討ち」なのだが、私が読んだのは昭和五十二年発行の文庫本の初版。Amazon で調べると 2007年に発行されている文庫本もある。 収録作品は確認していないのだが、もしかすると違っているかもしれない。 8つの作品が入った…

エデンの果ての家

ミステリーというと犯人探しのイメージだが、この話はいきなり容疑者が逮捕されるところから始まる。 「葉山秀弘。実母、葉山直子の殺害容疑で逮捕する。二月七日午後四時二十三分」 (p.8) 殺人事件である。後でもう1人、七という被害者が出てきて、秀弘は再…

雑記

今日は本棚に入っていた、昔読んだマンガから2冊、何となく手にとったものを紹介します。手塚治虫さんの作品です。 「空気の底」は短編集ですが、この中の「野郎と断崖」は小学生か中学生の頃に読んだときの印象が強烈でよく覚えています。文庫本は1995年発…

エピソード魔法の歴史―黒魔術と白魔術

新年早々こんな本なのか、と思ったが、まあいいか。 魔術だけでなく、錬金術、占い師、魔女、怪物、幽霊などのオカルト全般における知識が浅く広く紹介されている。そちらの世界に興味がある人にとっては、それなりに面白いと思う。ただし、訳者あとがきによ…

ゴッドウルフの行方

ミステリー…じゃなくてハードボイルド。スペンサーシリーズといえば有名らしいが、私は他には読んでないと思う。一気に読んでみようか。 推理小説といえばそうだが、命は狙われるし、仕方ないから探偵が殺してしまう、みたいなパターン。出だしからしてちょ…

22世紀の酔っぱらい

SF。微妙な未来の社会が舞台。話が始まるとすぐ、大学で数学を教えているコーナット教授は18階の部屋から窓に近付いていく。 彼は自殺しようとしているのだ。ここ五十日に、彼は九回も試みているのだ。 (p.8) 自殺癖があるわけではない。行動的に自殺しよう…

雑記

月刊住職という雑誌がある。新聞に毎月広告が出るのだが、いつ見ても気になる記事が満載だ。一度だけどうしても気になるので買ってしまった位だ。 ちなみに2018年1月1日発売の正月号の広告見出しが、こんなの。 マスコミは墓じまいを盛んに報じるが寺院墓地…

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (3)

今日も昨日の続き。まず、堀江さんの教養論から。 先に私の考えを書いておくと、教養とは生きていく過程で身に付けるもの全てのことだ。実践してもよし、本やネットで知識を仕入れてもよし。しかしそれを身に付けないと教養ではない。使えない知識は教養では…

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (2)

昨日の続きで、堀江貴文さんの本から。洗脳といえばすぐに思いつくのが自己啓発【違】だけど、これは面白いと思ったのは、 某回転寿司チェーンが、新人研修で「社訓」を暗唱できなかった内定者に、入社辞退を求めていたというのだ。 (p.31) これはあるあるだ…

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論

堀江さんの本で、7月頃に図書館で予約したら今頃になって番が回ってきた。買えばいいじゃん、と思うかもしれないが、私もそう思う。 ていうか予約したことを忘れていたし。 いきなり余談っぽいけど、やりたいと言いながらやらない人のパターンを2つとしてい…

雑記

今日こそ何も読んでない(笑)、といいつつチラ見した本はあるのだけど、また後日。次に出てくる候補は2冊あって、どちらを先に出すか考え中です。

短編少女 (2)

今日中に終わらせておきたいので、今日は11日に最初だけ紹介した「短編少女」の残りを書く。13日と14日にもちょろっと書いているけど、とりあえず3作目から。 道尾秀介さんの「やさしい風の道」の途中に出てくる「はげキオ」の話は先日紹介したので省略する…

レキシントンの幽霊

今日もやたら歩いたので本など読む暇はなかった。はずなのだが読んでしまったので仕方ない。 これも短編集。1つ目の「レキシントンの幽霊」は、レキシントンに幽霊が出るというだけの話。個人的には割とよくあるというか、経験しているような話だからいまい…