Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

書籍

ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い一〇分間の大激論の謎

今日の本は「ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い一〇分間の大激論の謎」です。何だこの長いタイトルは。 このエピソードを知らない方も多いと思うのでざっくり紹介すると、1946年10月26日、ケンブリッジ大学のモラル・サイエンス…

キノの旅VIII the Beautiful World

今日は順序が乱れましたが、「キノの旅」の8巻から。 第一話「歴史のある国」は、師匠と弟子が塔に立てこもる話。アニメ化されています。きれいにまとまった話ですが、相手側にゴルゴ13がいたら負けていたかもしれません。2人vs大勢でドンパチやって2人が勝…

キノの旅XI the Beautiful World

今日は「キノの旅」の11巻です。 第一話「つながっている国」は、一人だけ残して他の国民は全て他の国に引っ越してしまったという話です。 残された人は病気で隔離されていて、外に出ることができません。 しかも、その国でしか使えないネットを通じて他の人…

キノの旅X the Beautiful World

今日は「キノの旅」の10巻。Amazon の表紙が手元のものと違うのですが、気にしない。 カラーページの「ペットの国」は笑っちゃいました。笑っていいのかな。今までの流れだったらウサギもアリのような気がしますが、そういえばニワトリをペットとして飼って…

キノの旅IX the Beautiful World

今日は「キノの旅」の9巻。このブログで8巻が飛んでますが、読むのは順不同で進めているので、だんだん順番が分からなくなってきました。 第三話「作家の旅」は、盗作で儲ける話です。このストーリーの条件だと原作者は何の損もしていないような気もしますが…

キノの旅XIII the Beautiful World

今日は「キノの旅」の13巻。8巻と間違えて投稿してしまった(笑)。ところでこのシリーズ、文庫本に2種類あるのですが、旧版と新版って何が変わっているのでしょうか。謎ですが確かめる気力はありません。 巻頭カラーページの「嫌いな国」。 全員ができるのな…

キノの旅VII the Beautiful World

今日は「キノの旅」の7巻です。 第一話「迷惑な国」は、国がまるごと移動する話。ひょっこりひょうたん島なら海上なので割といい感じかもしれませんが、この国は陸上を移動するのでマジ迷惑です。 人が歩けば足跡は残ります。これだけは仕方がないと割り切り…

天盆

今日の本は王城 夕紀さんの「天盆」。 王城さんというと個人的には「青の数学」の知的バトルの強烈な印象なのですが、この小説はファンタジー、天盆というゲームバトルです。天盆というのは要するに将棋系のゲームで、 天盆とは、この蓋の国固有の盤戯である…

キノの旅 (6) The Beautiful World

今日は「キノの旅」、第6巻。ちなみに、これ毎日1冊読んでいるわけではなく、数冊を一気に読んで、下書き程度に書いてあるのです。それを1日1巻ずつ、仕上げて投稿しているのです。 第一話「彼女の旅」。ちょっとキツい話です。 あなたは〝自分は反省してい…

キノの旅 (5) the Beautiful World

この調子でどんどん進めていこうかな、ということで今日は「キノの旅」5巻。 キノの旅という話、ジャンルはファンタジーなのかアクションなのか謎っぽいですが、アクション的には殆ど負けないということで、無敵系ともいえそうです。もっとも、キノは師匠に…

キノの旅 (4) The Beautiful World

今日は「キノの旅」の4巻です。 第三話「二人の国」には面白いルールがあります。 この国では、国外から来た人が犯罪を起こしても、一日以内に出国すれば、罪には問われない (p.36) 国外に逃げた犯人を逮捕するのが大変だから、という理由のようですが。ちな…

キノの旅III the Beautiful World

今日は「キノの旅」から3巻です。 第三話「同じ顔の国」。顔が同じなのはクローン人間しかいないからです。そのような国には普通にあるような親子関係が存在しないので、親子は希望によって決定することになるのですが、この場合、母性本能とかどうなるのだ…

キノの旅2 the Beautiful World

今日は「キノの旅」から2巻。 どういうジャンルなのかというのは10月16日の投稿をご覧ください。で、今日は一つキーワードを追加して、多様性について。これは全巻共通して出てくるテーマなのですが、いろんな思想が出てきます。ある人から見れば正しいが、…

でりばりぃAge

今日の本は梨屋アリエさんの「でりばりぃAge」。 主人公の真名子は13才。途中で14才になります。文庫本の裏表紙には「思春期の苦悩を瑞々しい筆致で描いた」とか書いてあるのですが、どちらかというとほんわか~もやもやした感じで、こんなことに悩んでいて…

キノの旅 the Beautiful World

今日の本は「キノの旅」です。アニメにもなっていますが、いろいろあって図書館に行くことになってしまって、1冊読んでしまいました。 キノという少女がエルメスという会話のできるバイクと旅をする話です。それぞれの国のことを短編形式で書いているので読…

ヴァチカン図書館の裏蔵書

今日の本は「ヴァチカン図書館の裏蔵書」。ラノベでいいのかな。 ジャンルはオカルト、ファンタジー的なミステリー。殺人事件です。魔女狩りとか出てきます。ただし吸血鬼とか魔法は出てきません。宗教モノというべきでしょうか。 玄須聖人(クロスセイト)と…

魔界京都放浪記

今日の本は西村京太郎さんの「魔界京都放浪記」です。 ジャンルはミステリー。雑誌編集者の佐伯は京都に取材中に行方不明になります。それを探しに京都に行った編集長の和田は、京都で取材中に能舞台に招かれ、そこで翁に言われたのが、 この白拍子がその井…

天涯の砦

今日は小川一水さんの「天涯の砦」。 望天という宇宙ステーションで大事故が発生。第四扇区(セクター)が吹き飛ばされてしまいます。その中には数名の生存者が。そして、爆発のショックで加速された第四扇区は、このままでは大気圏に突入して燃え尽きるという…

月刊住職 2020 10

今日は何となく買ってしまった、月刊住職。2020年10月号。 かなり昔に1、2冊買ったような記憶がありますが、紙質が良くなっているようです。勘違いかな。 コロナ関連の記事が多いです。 惰性で続いてきたお寺と檀家の関係性が一気に消滅していく(p.55) とい…

東大2021 東大/主義: 現役東大生がつくる東大受験本

今日は東京大学新聞社から毎年出ている東大受験本の紹介です。2021年度版のタイトルは「東大/主義」。スラッシュにどういう意味があるのかは、 東大で学んできた人たちの生き方が多様だから(p.7) という理由から、「東大」と「主義」が 常に結合しそうで決し…

ハイウイング・ストロール

今日は小川一水さんの「ハイウイング・ストロール」。余談ですが、このブログの検索機能で「小川一水」を指定して検索すると、今まで紹介した小川一水さんの本の一部しか表示されないのですね。今日気づきました。「小川 一水」のように空白を入れると全部表…

妙なる技の乙女たち

今日は小川一水さんの「妙なる技の乙女たち」。超長編を読んだ後に、このような短編集を読むと何かリラックスできて楽しいです。 SFで、7つの短編が入っています。技に応じた職業は、順に、宇宙服のデザイナー、水上タクシーの運転手、不動産売買、保育士、…

空に咲く恋

今日は福田和代さんの「空に咲く恋」。 花火師の息子の由紀が人間として成長する話です。コイバナか、というとそれほどではありません。ちなみにこの由紀、女性アレルギーという設定になっていて、それも重症で、触られると気絶します。てなわけで、それどこ…

天冥の標X 青葉よ、豊かなれ

今日は天冥の標Ⅹ。「青葉よ、豊かなれ」。最終章は PART1 から PART3 までの3分冊です。 フィナーレということで宇宙大戦争。もはや真空の宇宙で大音響立てて戦うガンダムよりも派手な感じで、超新星爆発を避けるというミッションのスケールのデカさも凄い。…

天冥の標IX PART2──ヒトであるヒトとないヒトと

ということで今日は天冥の標、Ⅸ。「ヒトであるヒトとないヒトと」の PART2。 前半は舌戦シーン。論説バトルです。セアキ、カドム、アクリラという主役達がエランカ率いる政府を説得するシーンや、カドムが《救世群》相手に冥王班が治るという切り札を使って…

天冥の標IX PART1──ヒトであるヒトとないヒトと

今日は天冥の標、Ⅸ。「ヒトであるヒトとないヒトと」。PART1 と PART2 の2冊に別れていますが、とりあえず PART1 の方から。 奇妙なサブタイトルですが、この物語に出てくる人間は、《酸素いらず》や《海の一統》のように電気代謝能力を持っていたり、《恋人…

天冥の標VIII ジャイアント・アーク

今日は天冥の標、Ⅷ。「ジャイアント・アーク」。PART1 と PART2 に別れています。 この章は、1章の「メニー・メニー・シープ」と同じ時間軸で進行します。1章の謎解きのような内容になっています。1章に出てきたイサリは、300年の冷凍睡眠から目ざめたところ…

天冥の標VII 新世界ハーブC

今日は天冥の標、Ⅶ。「新世界ハーブC」。 前の章でシェパード号が墜落回避に失敗。結局、惑星セレスに墜落します。乗員が全員死亡したら話が続かないので、何とか生きています。 その後、セレスの地下でアイネイアとミゲラは仲間と合流しますが、冥王班を逃…

天冥の標 6 宿怨

今日は天冥の標、Ⅵ。「宿怨」。この章は PART 1 から 3 まで3分冊になっています。 テーマは《救世群》の世界征服。《救世群》はカルミアンという異星人の技術を使うというチートでセレスを占領しようとします。圧倒的戦力でセレスの防衛艦隊をおおむね殲滅…

プレジデントファミリー 2020年秋号

今日は小学生の子供がいる親向けの教育系雑誌、プレジデントファミリー、2020年[秋]号。 特集は「東大生235人のマル秘テクニック 勉強の遅れを取り戻せ」です。一年に一度程度の東大生アンケート特集。面白い回答がたくさんあります。 例えば、学習環境につ…