Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

書籍

WEB+DB PRESS総集編[Vol.1~102]

今日も例によってアレなので書評とか書く暇がありませんが、今日は買った本があるので紹介します。 WEB+DB PRESS の記事は現場的に役に立つことがあるので、たまに見たいことがありますが、本を揃えると置く場所もないので、2000年12月号から2017年12月号ま…

ラメルノエリキサ

主人公の名前は小峰りな。女子高生。母親からはりなちゃん、クラスメートからはりなちーと呼ばれている。 趣味は復讐。 「姉は私を復讐の申し子と呼ぶわ」 (p.172) 物騒度極限MAX。目には目を、という原理を理解してから、やりすぎないようにリミッターを発…

まほろ駅前狂騒曲

今日は読み終わったので、多田便利軒シリーズ3作目。映画になったらしい。 タイトルと同名の長編「まほろ駅前狂騒曲」と、短編「サンタとトナカイはいい相棒」が収録されている。今回もレギュラーの皆さんがドタバタする中で、結構普通に活躍するのが、 悪評…

雑記

今日はちょっとだけ「まほろ駅前狂騒曲」を読みました。 相変わらずのノリで面白そうですが、読む時間がない。

ながい坂

今日は「みちのきち」に紹介されていた、山本周五郎さんの「ながい坂」である。細かいことをいえば、一冊ではなく上下巻で2冊だ。しかもながい坂どころかながい話である。タイトルの「ながい坂」については、次のような記述がある。 私は背伸びをして、なが…

魔女の宅急便

これ日本人で知らない人いるのですかね。9割以上の人が知っているような気もするのですが、ちなみに私はLDを持っています。LDは知らない人多数でしょう。レーザーディスク(笑)。アナログレコードはしぶといマニアが支持して今でも売れるそうですが、レーザー…

まぐだら屋のマリア

わざわざ解説するのもどうかと思うが、マグダラのマリアというのは新約聖書に出てくる人物で、マグダラは地名である。聖書にはマリアという人がたくさん出てくるので、地名を付けて区別しているのだ。聖書のマグダラのマリアは悪霊に取り憑かれていたのだが…

まほろ駅前番外地

いやまあ日記があまりにも重いのでちょっとリラックスした感じで割り込ませてもらいます、三浦しをんさんの「まほろ駅前番外地」。先日紹介した本の続編です。 短編が7つ入っています。微妙に前作と関連付けられていますが、単独で読んでも面白いのは流石、…

戦中派焼け跡日記

こういうのを纏めようというのがそもそも無謀だと思うのだが、今回は山田風太郎さんの戦中派焼け跡日記。時代的には、以前紹介した闇市日記の直前になる。 もちろん焼け跡というのは終戦直後を意味するから、戦争の話がてんこもりなのである。まずその種のネ…

黒十字秘文

今日はサラっと読んでしまったのを紹介したい。時代小説。ていうかミステリー。心中に見せかけた殺人事件が発生する。黒十字というのは十字架なのだが、裏にはキリシタンが? 舞台は江戸。ヒーロー役は柊左近という、実にそれっぽい名前の侍だ。時代小説によ…

まほろ駅前多田便利軒

ドラマになったらしいが知らなかった。三浦しをんさんの「まほろ駅前多田便利軒」。ドラマになったのは続編の番外地らしい。そちらはまだ読んでない。 多田というのが主人公で便利屋さん。そういえば私も昔、便利屋を使ったことがある。依頼内容は引越しの後…

図でわかる!妹に教えたい世界のしくみ

ジャポニカ学習帳みたいな表紙デザインの本、雑誌コードが付いているので雑誌なのかなと思ったが ISBN も付いていた。 副題に「知った気になれる」と書いてあるが、本当にその通り。最初の方に「日本政府のしくみ」「アメリカ政府のしくみ」「中国政府のしく…

美少女一番乗り

先日紹介した「終物語」に出てきたので読んでみました。山本周五郎さんの「美少女一番乗り」。短編が10作入っています。最後の作品が書名と同じ「美少女一番乗り」というタイトルです。 殆どの作品が「少女倶楽部」やその増刊号に掲載された作品。どのような…

終物語 (下)

中巻に突っ込んでしまったのだから、当然下の方にも手を出さなければなるまい。今月中に終わらせたいし、ということで終物語(下)だけど、ストーリー的にはいまいち盛り上がらない感じなのでざっくりパスして名言的なのをいくつか評して終わらせたい。 とはい…

みちのきち 私の一冊

書名に「みちのきち」と付いているのだが、どういう意味だろうか。私は最初これを「未知の既知」と読んだ。本というのは既知のデータである。しかしそれを読む人にとっては、読む前は未知である。読んで未知を既知にしよう、そのような意味ではないだろうか…

終物語 中

仕方ないので【謎】流れ的に今日は「中」を突っ込むことにする。 この話は、猫物語で白虎が出てくる裏で阿良々木が何してたかのネタバレ小説だ。神原と一緒に神原を行動するというのは猫物語にも話が出て来たような気がするが、廃塾の跡に呼び出したときに、…

終物語(上)

昨日読んだというのは、終物語の中・下の2巻。上だけ以前読んでいて、なぜか中・下は未読だったのである。今日は「上」を紹介する。 この本の主人公は、もちろん半吸血鬼の阿良々木だが、もう一人中心人物として出てくるのが老倉さん、いろいろもつれた感じ…

ことばの国

基本的に言葉遊びのエッセイ的な小話を集めた本。いろいろおこだわりするネタが集まっている。最後の方に出てくる敵性語ネタの「言葉の戦争」のグダグダぶりは圧巻だが面倒すぎて引用する気になれない(笑)。 言葉遊びというのは、例えば「手垢のついた言いま…

向日葵の咲かない夏

ミステリです。解説の千街晶之さんは「好き嫌いの分かれる小説」と評していますが、同感です。しかも私は好きでもないし嫌いでもない派であります。 主人公のミチオは小学4年生。友人のS君に夏休みのプリントを届けに行くのですが、S君の家に行ったら、S君は…

さがしもの

「さがしもの」を読み終わった。先日紹介したように、本が出てくる本。短編が9作入っている。メディアファクトリーから出ていた「この本が、世界に存在することに」を改題した、と巻末に但し書きが付いている。 最初の話「旅する本」は、古本屋に売った本が…

学生時代に何を学ぶべきか

今日もグダグダなのでパスしたいのだが、昨日ちょろっと出してみたアレからいくつか紹介してお茶を濁しておきたい。 この本は、いろんな人が学生時代はああだこうだと意見を寄せていく感じの構成になっている。 まず、学生時代に何をすべきかについて、 学生…

技術の街道をゆく

技術者という言葉がある。技術をベースに生業としている人達のことだ。では技術というのは何だろうか。そして、それはどうあるべきか。技術者はどうあるべきか。そこまで深く踏み込んで書かれた一冊である。著者は謙遜したのか、このように書いている。 本書…

知的戦闘力を高める 独学の技法 (7)

少し間があいてしまったが、「独学の技法」の続きである。前回は、創造性に関しての話だった。 ジョブズは、創造というものが「新しい何かを生み出すこと」ではなく、「新しい組み合わせを作ること」でしかないと指摘しています。 (p.191) 一から何かを創造…

女子大生会計士の事件簿

今日の本は「女子大生会計士の事件簿」です。これ何巻まで出てるのかな、と思って調べたが、6巻らしいです。 〈監査一般基準・八――監査人は、仕事中に酒を飲んではならない〉って条文を専門学校で習わなかったの!?(p.19) 主人公の会計士、藤原萌実のセリフな…

化石少女

今日は推理小説、といってもラノベ的な感じもするのだが、化石少女。 文庫本も出ているが、今回は単行本のページ数になっている。主人公は高校2年生の神舞まりあ。名前はカンブリア紀から取ったのだろう。コンビを組むのが桑島彰。この名前は? まあいいや。…

28才大学生

どこかで紹介したような記憶もあるのだが、検索しても出てこないので書いてみる。 ノンフィクション。著者のこすげまさゆきさんが28才で大学に入り、新卒で就活するまでの話。マンガ形式なので5分で読める。その歳で会社辞めて大学に入るというところで既に…

一流の頭脳

今日は先日ちらっと紹介していた「一流の頭脳」 読んでみて、結局この本は「運動すれば脳が活性化する」ということが書かれている、それだけの本だった(笑)。以上、で閉めてしまってもいいのだが、具体的にいくつか紹介してみると、 運動によって選択的注意…

ナイン・ストーリーズ

ちょっとトラブルがありまして、ハッと気付いたらこんな時間だ。ということで【なにが】、今日は J.D.サリンジャーさんの、ナイン・ストーリーズ。 何かのビデオに出てきたという話を書いたけど、KANA-BOON さんの「桜の詩」という歌だった。この本にはタイ…

日本政治思想史研究

何故こんな本を今更読んでいるのかというと、「夜は短し歩けよ乙女」の中でコムズカシイ本の例として出てきたからなのだが、「日本政治思想史研究」を読み終わった。どんな本かというと、 本書は私が大学卒業後、東大法学部研究室で日本の政治思想史の勉強を…

人間臨終図巻

今日は先日「戦中派闇市日記」でちょっとだけ紹介した、山田風太郎さんの「人間臨終図巻」を紹介したい。文庫本で2巻の構成だが、私は第1巻して持っていない。第1巻には十代から四十代で死んだ人々が紹介されている。 若くして亡くなった人は特に悲惨な感じ…