Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

書籍

おとら婆―はぐれ長屋の用心棒

今日は「はぐれ長屋…」の「おとら婆」です。14冊目のようです。 最初から苦言じゃないですが、老婆がならず者に袋叩きになっているシーンから始まるのですが、これはいけませんね。読んだ瞬間にアレだなと分かってしまいます。よくあるパターンですね。 しか…

うつけ奇剣

今日は「はぐれ長屋の用心棒」シリーズから「うつけ奇剣」。このシリーズ結構あるなぁ、と思って調べてみると、最新刊は46の「幼なじみ」のようですね゜46冊もあるのか。ちなみに、「うつけ奇剣」は27作目です。アニメとかと同じで、回が進むと登場人物が増…

もう通勤電車で下痢にならない! すべてのお腹弱い系を救う40の方法

今日の本は「もう通勤電車で下痢にならない! すべてのお腹弱い系を救う40の方法」。通勤電車で下痢になったことは殆どないのだけど、ゆるいなと感じる時はあるといえばある。そういえばこの前は新幹線でそんな感じだったが、B席で両側固められていたから動く…

湯宿の賊―はぐれ長屋の用心棒

今日は「はぐれ長屋の用心棒」シリーズから、「湯宿の賊」。箱根はこの前の台風でとんでもないことになっているようですが、今回は箱根で湯治中の賊と対決というストーリーです。ちょっと違うか。 華町源九郎と孫六は、今回のゲストキャラのお静と三人で江戸…

東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法

今日紹介するのは、いわゆる受験本。勉強法を書いた本である。タイトルは「東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法」、著者は河野玄斗さん。 ハッキリ言って全然シンプルではない。出てくる項目が多すぎる。これがシンプ…

孫六の宝―はぐれ長屋の用心棒

今日も鳥羽亮さんの「はぐれ長屋の用心棒」シリーズから紹介します。「孫六の空」、何冊目でしょうかね、初期のはずですが、調べるのがだんだん面倒になってきました。 今回はタイトルにも出てくる孫六の娘が懐妊するところから話が始まります。孫六にとって…

紋太夫の恋―はぐれ長屋の用心棒

今日は「はぐれ長屋の用心棒」シリーズから、「紋太夫の恋」。紋太夫というのは居合の達人の菅井のことです。この紋太夫の部屋に子連れの女性が転がり込みます。女は伊登。子供は幸太郎。どういう関係かというと、 菅井のところに来たふたりは、義妹と甥だ。…

雛の仇討ち―はぐれ長屋の用心棒

今日は、「はぐれ長屋の用心棒」から11作目、「雛の仇討ち」です。 このシリーズ、1冊の分量がドラマ向けで、昔、銭形平次や水戸黄門を放送していたように、毎週放送すれば結構見てくれる人がいるような気がします。私は適当に順不同で読んでいるのでアレで…

かのこちゃんとマドレーヌ夫人

今日の本は万城目学さんの「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」です。このタイトルだと何が何だか分かりませんが、かのこちゃんというのは小学一年生で、 マドレーヌ夫人は猫である。 (p.11) だそうです。読者層は小学生高学年あたりを想定しているのでしょうか…

つぶさにミルフィーユ

今日は、森 博嗣さんの「つぶさにミルフィーユ」。例によって例のごとくのエッセイ集です。以前、何を紹介しましたっけ? ま、いいか。 あまり気にしないで気になったところだけちょろちょろと紹介してみます。まず本気出さない戦略。 本気は出さない、という…

子盗ろ

今日は「はぐれ長屋の用心棒」シリーズから「子盗ろ」。ことろ、というのは子供の遊びのようですが、よく分かりません。ざっくり概略を紹介しますと、今回は、人さらいと対決する話です。 このシリーズ、主人公は源九郎、というのを何度か紹介していますが、…

深川袖しぐれ

今日の本は、鳥羽亮さんの、はぐれ長屋の用心棒シリーズから、「深川袖しぐれ」です。このあたり、図書館で適当に手あたり次第に借りているので、順番は貸し出されていないのを手に取る結果、適当です。 茂次は研師、つまり刃物を研ぐ職人です。それがひょん…

秋月記

今日の本は秋月記(あきづきき)。福岡藩の支藩である秋月藩という小さな藩の話。なかなか重厚な小説で、昨日紹介したのが娯楽系の時代小説とすれば、こちらは本格派。じっくり読んだ上で数回読み返したくなる。体感的には、読んでいて、同じ文字数でも3倍時間…

おしかけた姫君

今日は鳥羽亮さんの「はぐれ長屋の用心棒」シリーズから「おしかけた姫君」です。シリーズ21作目ということです。 主人公は華町源九郎。普段は長屋で傘張りの内職をして貧乏生活なのですが、実は。 源九郎は鏡新明智流の達人だった。 (p.35) じゃあ向かうと…

小説家の休暇

今日は、何回か雑記として紹介していた三島由紀夫さんの「小説家の休暇」をまとめておきたいです。ていうか、何回か小出しにしたので既においしい所が残っていないのですが。 三島さんといえば切腹死を選んだということで有名です。もちろんこの本を書いてい…

凍える森

今日紹介するのは「凍える森」。何か「港のヨーコ・ヨコハマヨコスカ」みたいな感じなんですよね。なにがと言われそうだけど。 いろんな人への聞き込み調査、みたいな感じで話が進んでいくミステリーです。この本は、ヒンターカイフェック(Hinterkaifeck)事…

小説 天気の子

今日は前から読もうと思っていた「天気の子」を読み終えました。これはまだ映画上映中でしたっけ、ネタバレにならないように、内容は書かないことにしましょう。 主人公は森嶋穂高。ヒロインの天気の子は天野陽菜。基本はこの2人のドタバタです。予告編では…

貧困の光景

今日紹介するのは、曽野綾子さんの「貧困の光景」です。 日本でも最近は貧困が話題になっているようですが、日本の貧困は相対的貧困と呼ばれているもので、平均的な家庭よりも所得が低いことを言うのです。だから日本は永遠に貧困から逃れられないでしょう。…

宵物語

今日は物語シリーズの「宵物語」。この本には第二話と第三話が入っています。第一話は「忍物語」で、そこからリナンバーされているようですね。 第二話「まよいスネイル」はゲストキャラ、紅孔雀ちゃんが行方不明になるところから話が始まります。紅孔雀なん…

巫女さん入門 初級編

今日は何か書こうかと思ったのですが見事にヤラれて時間がなくなりましたね。毎日何か書評にするというのは難しいものです。ちなみに今月は毎日書いてみるかと思っていた某ブログは1日目に書けなくて挫折しています。 しかし1日坊主というのも癪なので、先日…

復員殺人事件

今日は坂口安吾さんの「復員殺人事件」。この推理小説は途中で絶筆となっており、後半を高木彬光さんが繋いで完結となっています。文庫本巻末には、江戸川乱歩さんの「序」と、高木彬光さんの「あとがき」が掲載されており、ちょっとした裏話が出てきます。 …

忍物語

今日で8%も終わり【謎】ですね。スタバでちょっと飲んでから外に出る私は軽減税率が適用されるのかどうか、未だに解決していません。とりあえず「お持ち帰りですか」と言われたらハイと答えておいて店内で飲むみたいな裏技はアリなんですか。スイカで駅に入…

愚物語

もうそろそろちゃんと書いておかないと忘れてしまいそうなので、愚物語、いきます。昨日は愚者語だとコメントしましたが、まあそういう話で間違いないです。 1話目は「そだちフィアスコ」、老倉育メインの話です。 私にも、そんな風に変わるチャンスがあった…

夏子の冒険

今日は三島由紀夫さんの作品で「夏子の冒険」。 舞台は北海道。そもそもの筋書きは夏子というガンコ親父のような性格の若い娘がウッフン【謎】ではなくて、たまたま出会った男と熊退治をするという話で、自分で書いていても何のことかさっぱり分からんですな…

恐怖小説キリカ

今日紹介するのは「恐怖小説キリカ」。この本は素晴らしいです。なにしろ酷評すると殺されてしまうのです。アマゾンの低評価ネタは「恋は雨上がりのように」にも出てきましたが、やはりクリエーターの皆さんは評価を気にするのでしょうか。ある種の作家は他…

紳士たちの遊戯

何とか読み終えました。疲れました。読んだのは「紳士たちの遊戯」、ジョアン・ハリスさんのミステリーです。 どう疲れたかなんですが、まずこの作品、最初の400ページ位がなかなか辛いです。遅々として進まないというか、凄く盛り上がるようなシーンがない…

結物語

今日は物語シリーズから「結物語」。4つの短編が入っていますが、この本では暦は大学を卒業して警部補になっています。 「人間、なれるものになるしかないのよ。警察官だったり、人魚だったり」(p.20) 普通、人魚にはなれませんが、第一話「ぜんかマーメイド…

文化防衛論

三島由紀夫さんの「文化防衛論」はまだ書評として投稿していなかったので、書いておきます。この本の前半は論説文がいくつか収録されていて、最初は「反革命制限」、そして「反革命宣言補註」となっています。なかなか過激な内容ですが、その当時の日本がど…

プレジデントFamily2019年秋号 東大生184人「頭のいい子」の育て方)

今日は最近買った雑誌で、プレジデントファミリー2019年秋号、特集は「東大生184人 頭のいい子の育て方」です。東大生へのアンケート特集。毎年1度やっているようですが、意外な事実が出てくることがあるので、つい買ってしまいます。 今回意外だと思ったの…

隻眼の少女

今日は「隻眼の少女」を読みました。個人的には、何か、もやもや感の残る作品です。 人間の行動原理は案外単純なものよ。(p.182) そこは全く否定する気はないのですが、単純な中に偶発的な要素が満載されるというのが人間の実際の行動です。原理にマッチしす…