Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

書籍

浜村渚の計算ノート

今日は「浜村渚の計算ノート」です。ジャンルはラノベでしょうか。作者があとがきで次のように解説しています。 本当の意味での初心者向けであり、かつ数学への愛に満ち溢れており、できれば読んでいくうちに数学の知識が身につく(あるいは、そんな気になる)…

柳橋物語・むかしも今も

今日は山本周五郎さんの「柳橋物語・むかしも今も」から、柳橋物語です。人情噺です。 私が山本周五郎さんにハマるきっかけになったのは「葦は見ていた」なのですが、この話も同じようなうまく行かない人生がベースになっている作品です。幸せというのが何な…

陪審員に死を

今日は昨日読んだ本で、キャロル・オコンネルさんのマロリーシリーズから「陪審員に死を」。陪審員になった人達が一人ずつ殺されます。 謝辞のところで FBI に感謝しているのですが、内容は FBI を無能の集団のごとくボロクソに描いています。こんな作品を公…

クリスマスに少女は還る

マロリーシリーズを何作か紹介しました、キャロル・オコンネルさんの作品です。これはミステリーと言っていいのでしょうか。 サディ・グリーンとグヴェン・ハブルの2人の少女が行方不明になります。この事件に挑むのが刑事のルージュ・ケンダル。なかなかの…

阿修羅ガール

今日も殆ど本は読んでいないのですが、これまだ紹介してなかったですよね。ということで書いておきます。阿修羅ガール。 阿修羅ガールというよりも修羅場ガールみたいな感じです。基本的にはネット時代のストーリー。何の関係もない人達がネットで呼びかけて…

氷の天使

今日はキャロル・オコンネルさんの「氷の天使」、天才ハッカーのキャシー・マロリー巡査部長が出てくるシリーズの第一作です。現題の Mallory's Oracle というのもカッコイイですよね。これが何で氷の天使なのか不可解ですが。 「ウィンター家の少女」「生贄…

変身

変身といえばカフカのイメージが強烈なのですが、もしかして仮面ライダーという人も多いのでしょうか。今日の変身は、東野圭吾さんの小説です。脳の移植手術を受けた人の人格が変わっていくという、何でしょうね、ホラーっぽい感じもしますが。Wikipedia に…

生贄の木 (2)

今日はグダグダなので書くパワーがないので雑記レベルになりそうですが、先日紹介した「生贄の木」で書きそびれていたことを付けたします。 今回のゲスト役のココは孤児になってしまい、巡査部長のマロリーに懐くのですが、最後に養父母を希望する夫妻が現れ…

生贄の木

今日はとにかく「生贄の木」を紹介したいのですが、まあ酷い作品です。いきなりネズミの大群が現れて老婦人がショックで死んでしまう。子供を狙う殺人鬼が掃除のおばさんのバットで殴られる。いきなりグダグダです。 誘拐されて逃げて来た子供の名前はココ、…

得手に帆あげて (1)

今日は本田宗一郎さんの『得手に帆あげて』を読破しました。この本はいろんな意味で面白いです。 いきなりこういう話がサラっと出てきます。 それまでの人生は、人並み以上に遊んだかわりに、三日や四日は寝ずに働いた。(p.20) サラッと三日や四日というので…

ウィンター家の少女

小出しで読みながら紹介していたが、読破しているので紹介する。キャロル・オコンネルさんのウィンター家の少女。天才ハッカーの女性警官、マロリーが主人公。 ウィンター家で殺人事件が起こる。被害者は保釈中の連続殺人犯でナイフ使いだ。しかし死体の横に…

この世にたやすい仕事はない (2)

今日は「この世にたやすい仕事はない」を読破しました。読み終わってみて考えてみるに、これは仕事というのは全部繋がっている、辞めた仕事も人脈が出来ていて未来を左右している、のような壮大なテーマがありそうな気がしてきました。 「私」はいろんな仕事…

この世にたやすい仕事はない

今日は少し体調もよろしくなかったので、作業を中止して昨日チラっと紹介した本を読んでいたので、少し書いてみます。「この世にたやすい仕事はない」です。主人公の「私」は失業保険も切れて仕事を探すのですが、 家からできるだけ近いところで、一日スキン…

とにかくうちに帰ります (2)

今日は時間待ちの間に「ウィンター家の少女」を読破しました。そう来たか、という感じの結末でしたが、数日中に感想を書きたいと思います。 で、先日読んでいた「とにかくうちに帰ります」。タイトルと同名の「とにかくうちに帰ります」だけ紹介していなかっ…

とにかくうちに帰ります

平成最後の紹介になる本は、津村記久子さんの「とにかくうちに帰ります」。 3つの作品が入っていますが、最初の「職場の作法」は社員小説、とでも呼ぶのでしょうか、このジャンルはよく分かりません。この作品はさらに4つの小作品に分かれています。どれもリ…

神様のスイッチ

今日紹介するのは藤石波矢さんの「神様のスイッチ」。アクションというかバイオレンス? ヤクザの抗争に警察が絡んできて大変なドンパチ騒ぎになるのですが、登場人物ごとに視点がどんどん切り替わる構成で、非常にテンポ良く話が進んでいって、ハッと気付い…

彼女たちはみな若くして死んだ

今日は先日チラっと紹介している本で「彼女たちはみな若くして死んだ」、原題は THEY ALL DIED YOUNG で、これは英語の題名の方がインパクトとか恐怖感があるような気がします。 事実は小説より奇なりといいますが、この本は実際にあった犯罪を集めたもので…

少女パレアナ

最近何冊か読んだ本があるので、そろそろ紹介しないとブログの読者(いるのか?)が離れていってしまうので、という感じで紹介します。今日は「少女パレアナ」。 エレナ・ポーターさんの作品で、発表されたのは1913年。100年以上前のことです。この作品は発表さ…

ひとりで歩く女

読書中と先日紹介していた「ひとりで歩く女」です。本格派ミステリです。 客船の中での殺人事件というのはスリリングで、蛇が出てくるというのはチラっと紹介しました。金銭目当ての殺人というのはありふれているかもしれませんが、それだけにリアルなのです…

月夜のサラサーテ The cream of the notes 7

最近、草稿レベルの書きかけ原稿が多いのですが、「月夜のサラサーテ」は3月18日にチラっと紹介したきりで放置していました。ふと原稿ファイルを見るとボロボロの状態で発掘できたので、ちょっと補修して出してみます。 3月18日には、アクション映画の爆発シ…

コーラン 上

今日はコーラン(上)を読んで考えたことを書く。上中下の3巻セットの最初の方だから、まだまだ奥深い内容が残っているかもしれない。 私は旧約聖書、新約聖書は既読なので、そちらの知識はあるが、コーランを読破するのは今回が初めてである。読み返しもして…

魔法科高校の劣等生(27) 急転編

今日は魔法科高校の劣等生の27巻、急転編です。Amazon のレビューが散々なのが面白いです。 今までのストーリーの流れとして、光亘が水波を拉致するという大前提で話が進んでいるのですが、個人的にはその必然性がここに至ってもまだよく分かりません。もち…

魔法科高校の劣等生(26) インベージョン編

最近はコーランばかり読んでいましたが、今日は魔法科高校の劣等生から、26巻、インベージョン編です。この巻は、いきなりスターズの内乱のバトル。中盤の九堂光宣と七草家、十文字家とのバトル、そして後半の光宣と黒羽姉弟、九堂烈とのバトル。達也は師匠…

耳袋秘帖 眠れない凶四郎

今日は「耳袋秘帖」から、…ってもう妖談シリーズは終わってしまいましたが、凶四郎シリーズという新しいのが始まっているのです。初刊は「眠れない凶四郎」。どこかで聞いたようなタイトルですが… 主人公となるのが南町奉行の同心、土九呂凶四郎。ドクロと読…

勉強大全 ひとりひとりにフィットする1からの勉強法

今日は伊沢さんの「勉強大全」について。クイズ番組や YouTube でおなじみのアノ人だが、 この本、最初に一言ツッコんでおきたいのは、ココ。 決めるのはあなたです。決めたのはあなたです。あなたの結果ですから、責任を持つべきはあなたです。 (p.097) 勉…

耳袋秘帖 妖談うつろ舟

今日は耳袋秘帖から、「妖談うつろ舟」。うつろ舟というのがまず謎です。 一部のマニアが主張するように、まさに他の星から来た未確認飛行物体(p.10) ソコまで行ってしまったら時代物ではなくSFですが。この巻のメインゲスト、というか今までも何度も出てき…

耳袋秘帖 妖談ひときり傘

今日は勢いで「妖談ひときり傘」に行ってしまいましょう。ひときり傘といっても傘のお化けではありません。傘を持った人がターゲットを囲んで逃げられないようにして殺してしまうのです。外からは何があったか見えないので分からないという、一石二鳥です。 …

妖談へらへら月

今日は耳袋秘帖から、「妖談へらへら月」です。へらへらとは変な比喩ですが、月のお化けが、 「冷たく、へらへらっと笑うのさ」(p.18) …意味が分かりません。月に吠えるというのはまだ分かるけど、月が笑うというのはどちらかというと西洋的な妖怪の匂いがし…

妖談さかさ仏

何か勢いで読んでますけど、今日も耳袋秘帖から「妖談さかさ仏」。以前の話に出てきた仏像専門の泥棒、仏像庄右衛門の話です。 既に捕まっていますから、打ち首の前に脱走するところから話が始まります。今回のゲストは小力という芸者。美女のようですが、 …

妖談しにん橋

風邪っぽくて死人のようでしたが、寝たらかなり回復した感じです。今日は耳袋秘帖の3作目、「妖談しにん橋」を紹介します。しにんというのは「死人」と「四人」をかけているのです。四人で渡ると1人だけ影がないことがある。その人は後で死ぬ、というコワイ…