Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

書籍

天冥の標IX PART2──ヒトであるヒトとないヒトと

ということで今日は天冥の標、Ⅸ。「ヒトであるヒトとないヒトと」の PART2。 前半は舌戦シーン。論説バトルです。セアキ、カドム、アクリラという主役達がエランカ率いる政府を説得するシーンや、カドムが《救世群》相手に冥王班が治るという切り札を使って…

天冥の標IX PART1──ヒトであるヒトとないヒトと

今日は天冥の標、Ⅸ。「ヒトであるヒトとないヒトと」。PART1 と PART2 の2冊に別れていますが、とりあえず PART1 の方から。 奇妙なサブタイトルですが、この物語に出てくる人間は、《酸素いらず》や《海の一統》のように電気代謝能力を持っていたり、《恋人…

天冥の標VIII ジャイアント・アーク

今日は天冥の標、Ⅷ。「ジャイアント・アーク」。PART1 と PART2 に別れています。 この章は、1章の「メニー・メニー・シープ」と同じ時間軸で進行します。1章の謎解きのような内容になっています。1章に出てきたイサリは、300年の冷凍睡眠から目ざめたところ…

天冥の標VII 新世界ハーブC

今日は天冥の標、Ⅶ。「新世界ハーブC」。 前の章でシェパード号が墜落回避に失敗。結局、惑星セレスに墜落します。乗員が全員死亡したら話が続かないので、何とか生きています。 その後、セレスの地下でアイネイアとミゲラは仲間と合流しますが、冥王班を逃…

天冥の標 6 宿怨

今日は天冥の標、Ⅵ。「宿怨」。この章は PART 1 から 3 まで3分冊になっています。 テーマは《救世群》の世界征服。《救世群》はカルミアンという異星人の技術を使うというチートでセレスを占領しようとします。圧倒的戦力でセレスの防衛艦隊をおおむね殲滅…

プレジデントファミリー 2020年秋号

今日は小学生の子供がいる親向けの教育系雑誌、プレジデントファミリー、2020年[秋]号。 特集は「東大生235人のマル秘テクニック 勉強の遅れを取り戻せ」です。一年に一度程度の東大生アンケート特集。面白い回答がたくさんあります。 例えば、学習環境につ…

理系の文章術

今日の本は更科功さんの「理系の文章術」。 この本の特徴は、読み易い、分かりやすい文章で書かれているということ。 文章術系の本は世にたくさんあるのだが、何が言いたいのかよく分からないような本もある。そんな本を読んでもいい文章が書けるような気が…

天冥の標Ⅴ: 羊と猿と百掬の銀河

今日は天冥の標、Ⅴ。「羊と猿と百掬の銀河」。何でこのタイトルなのかサッパリ分かりませんが、気にしない。 この巻はややこしいです。2つのシナリオが並行しています。一つは貧乏農夫タックと娘ザリーカの話。もう一つはノルルスカインの話。ストーリーの感…

天冥の標Ⅳ: 機械じかけの子息たち

今日は天冥の標、Ⅳ。「機械じかけの子息たち」。

天冥の標 3 アウレーリア一統

今日は小川一水さんの「天冥の標」のⅢ。「アウレーリア一統」です。 この巻のテーマは宇宙海賊。活躍するのはアンチ・オックスと呼ばれる《酸素いらず》のアダムス。対海賊のエキスパートです。真空でも長時間生きていられる便利な体質を活用するために、戦…

天冥の標 2 救世群

今日の本は、小川一水さんの「天冥の標」の前回の続きで、「Ⅱ 救世群」。 テーマはアウトブレイクです。 一類感染症が突発したかもしれない (p.24) 数年前なら1類って何、という人が殆どだったかもしれませんが、今はそうでもないでしょうか。この感染症はⅠ…

天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈下〉

今日は昨日に続いて「天冥の標」、Ⅰ、「メニー・メニー・シープ」の下巻です。 電源供給のために使われているシェパード号を再起動して他の星に飛ぶという噂が広まって、それを阻止する反政府勢力がクーデターを計画します。というのが下巻のざっくりストー…

天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉

いきなり余談だが、Hatena Blog のログイン情報保持の仕組みがいまいちよく分からない。「記事を書く」をクリックすると画面が表示できない、みたいなメッセージが出てくる。ログインというボタンがあるからログアウトした状態なのだろうか。そこで画面左上…

数学する精神 増補版-正しさの創造、美しさの発見

今日は新書で、「数学する精神」。 細かい話ではなく、ざっくりした「数学とは何ぞや」系のお話が著名な数学者と並んで出てきます。 第2章の「ウサギとカメ」は「アキレスとカメ」のパラドックスの話。このパラドックスは有名ですが、同じ章に出てくるの垂直…

戦争は女の顔をしていない

今日の本はノーベル文学賞を受賞したスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチさんの「戦争は女の顔をしていない」。 戦争に行った女性の話を集めた本。本人のインタビューを元にした話がたくさん出てくる。といいつついきなり男性の話の紹介になるが、ある少佐の…

コロロギ岳から木星トロヤへ

今日の本は「コロロギ岳から木星トロヤへ」。SFです。アニメにするのにかなり困りそうな話です。 この話、メインゲストのカイアクというのが何なのか、というのが難しいです。 時の泉を泳ぐのだ、とカイアクは思っていた。 (p.9) さらに、この話に出てくる「…

冴えない彼女の育てかた 2

今日はラノベで「冴えない彼女の育て方」(さえないヒロインのそだてかた)、2巻です。この巻は、同人ゲームのプロット段階のお話。最終的に詩羽先輩に「楽しくない」という理由でリテイクを要求して、一夜を共に過ごすという回です。ま、徹夜で修正作業をする…

プログラマーになりたい!

今日はチラ見程度、ザッとしか読んでない本ですが、「プログラマーになりたい!」。 プログラマー生活ン十年という私から見てどうよ、という興味から手に取ってみたのですが、 あなたが本書を手に取ったということは、これからプログラミングのスキルを身に付…

はじめての法律学 -- HとJの物語

今日の本は「はじめての法律学 -- HとJの物語」。 法律学入門の本です。 Hは大学生で、信号無視をしたために青信号を横断中のJを轢き逃げして、後日逮捕されます。Jは意識不明の重体になり、植物人間となってしまいます。最後は J の母親が安楽死させる決意…

青い星まで飛んでいけ

今日は小川一水さんの「青い星まで飛んでいけ」。SFです。 6つの短編が入っています。解説によれば、この本は異色作だといいます。 本書全体を通して感じるのが、そういう「プロジェクトX的」「クラーク的」な小川一水とも「日常の中のSF」の小川一水とも違…

英作文基本300選

今日は大学入試用の英作文の参考書、「英作文基本300選」。 定番の一冊です。自然な日本語に対して、英文と、それを直訳した日本語が対応しています。先日紹介したドラゴン・イングリッシュよりは1文が短いので覚えやすいかもしれませんが、数が300と多いで…

血蝙蝠

今日は横溝正史さんの「血蝙蝠」です。 推理小説っぽい短編が8つ、最後にSFっぽい短編が1つ入っています。2編目の「物言わぬ鸚鵡の話」は、舌を切られたオウムが出てくる、とても短い作品です。ビックリするようなオチではないのですが、何か心に残ります。 …

眠れるラプンツェル

今日の本は、山本文緒さんの「眠れるラプンツェル」。 ラプンツェルというのはもちろん塔のてっぺんに幽閉されているあのラプンツェルのことですが、眠れるというのが何かよく分からないというか…。主人公の汐美は専業主婦で不眠症になったりするので。マン…

ポケット版 ドラゴン・イングリッシュ 基本英文100

今日は「ポケット版 ドラゴン・イングリッシュ 基本英文100」。 ドラゴンって何、というのはドラゴン桜から来ている。各章の最初のページにはマンガのコマが出ています。 英作文の参考書。まずこの本に出ている100の英文を覚えろ、ということです。100で足り…

生き地獄天国―雨宮処凛自伝

今日の本は「生き地獄天国」。著者の雨宮処凛さんの自伝、ということはノンフィクションです。 表紙には、大雑把な履歴が書いてあります。 激しいイジメ体験→ビジュアル系バンド追っかけ→自殺未遂→新右翼団体加入→愛国パンクバンド結成→北朝鮮、イラクへ→右…

カラフル

今日は森絵都さんの「カラフル」です。 いわゆる転生物、と言っていいのでしょうか。主人公は死んだ後に天使に出会い、抽選に当たって転生できる権利をgetしました。しかーし、 「せっかくだけど、辞退します」「なぜですか」「なんとなく」(p.6) ヤル気があ…

コンビニたそがれ堂 星に願いを

今日は「コンビニたそがれ堂」の3冊目、「星に願いを」です。 店を見つけられたらそこには必要なものが必ずある、という不思議なコンビニのお話です。本作には3つの短編が収録されています。 最初の短編「星に願いを」には、お弁当箱のつくも神とか、万年筆…

先生、大蛇が図書館をうろついています!

今日は小林朋道さんの「先生、大蛇が図書館をうろついています!」。 これはシリーズの9冊目のようですが、私はこの本が初めてです。おそらく他の本も似たような話ではないかと想像します。小林さんは鳥取環境大学で動物行動学、進化心理学を研究しているそう…

コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

今日は7月23日に紹介した「コンビニたそがれ堂」シリーズから「奇跡の招待状」。 たそがれ堂は夕暮れどきにだけ必要な人にだけ現われる、謎のコンビニです。 たそがれどきは、魔界の扉が開くんだ。 (p.101) ということで、この時間は危険なのです。交通事故…

Cの絵本

今日は「Cの絵本」プログラミング言語Cの入門書ですが、絵本というほど絵はないですね。挿絵程度です。 入門用としては悪くはないと思います。サンプルプログラムを実行しながら勉強すればいいのですが、サンプルがちょっと面白くないかもしれません。昔、C…