Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

書籍

魔法科高校の劣等生 追跡編

今日は久しぶりですが、魔法科高校の劣等生、27巻、28巻の「追跡編」。 前回の急転編で水波ちゃんが拉致されてしまったので、それを追いかけるストーリー。九島光宜はパラサイトになって病弱属性から開放されましたが、思考パターンが達也に比べると弱気とい…

キノの旅XXII the Beautiful World

今日は「キノの旅」の第22巻。 第一話「仮面の国」は、表情を隠すために仮面を付けて生活していたら、 彼等には、〝表情を作る〟という能力が失われていた。 (p.32) という話。これは本当にありそうな話です。ある表情をした時に相手のリアクションでフィー…

メカ・サムライ・エンパイア

今日の本は「メカ・サムライ・エンパイア」。先日紹介した「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」の続編となる。 前回の評では、韓国生まれの米国人の作者に対して、日本が舞台のストーリーが書けるのかという疑問を呈したのだが、本編のあとがきには、…

キノの旅XX the Beautiful World

今日は「キノの旅」の第20巻。 第一話「人間の国」では、お茶の効能が書かれています。 一度沸騰させることで殺菌され、茶葉によって水には味と色が付いて、多少汚くても気にせずに飲むことができる。 (p.18) 生水を飲むのは危険なので一度沸かしてお茶にす…

キノの旅XIX the Beautiful World

今日は「キノの旅」の第19巻から。 第二話「天才の国」は、赤ちゃんが生まれたらすぐに検査して、天才の素質があったら国が引き取って育てるというシステムが出てきます。子供が天才だと判定された若夫婦は、 白い服の一団が提示した、彼等の年収に匹敵する…

キノの旅XVIII the Beautiful World

今日は「キノの旅」の第18巻。 まず口絵イラストノベルから。文庫本の最初に、カラーイラスト付きのショートストーリーがあるのです。「草原の話」、 ここから南東二百メートル先に見える木に、大きな板が吊るされています。ここから、パースエイダーで撃っ…

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン

今日の本は「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」。近未来SF。 物語は1948年から始まる。第二次世界大戦は日独伊が連合国を破り、アメリカ合衆国は日本合衆国となった、という設定。メカが出てくる。個人的にはガンダムよりはボトムズに近いイメージか…

キノの旅XVI the Beautiful World

今日は「キノの旅」の第16巻です。 第一話「死人達の国」は、ゾンビを殲滅する話なのですが、突入した精鋭4人の中の兵士がおかしくなってしまうというのが微妙にホラーです。ま、それはそうとして、エルメスの想像した真相の中で気になったのは、 満ち足りた…

キノの旅XV the Beautiful World

今日は「キノの旅」、第15巻です。順不同(笑) この巻は個人的に気に入った話が多いです。といいつつ、いきなり第四話「フォトの日々」。フォトの話です。前回出て来たときは行商人が毒草で全滅して写真家になった話でしたが、今回は写真家になった顛末が細か…

キノの旅XVII the Beautiful World

今日は「キノの旅」の第17巻。もう巻数の順は錯乱状態ですが気にしない。 この巻は、新聞に週刊連載された話が収録されているということで、ショートストーリーが多く、スキマ時間に読み易かったです。 第二話「自然破壊の国」。自然破壊し過ぎたことに気付…

キノの旅〈12〉the Beautiful World

今日は「キノの旅」の第12巻。順序がぐちゃぐちゃですね。すみません。 第三話「求める国」は、戦略的に他国を乗っ取る話です。 やれ〝平和は何よりも尊い〟とか、〝戦争は絶対悪〟とか、〝軍隊は人殺し連中〟とか、〝軍備に使う金で貧しい人を助けろ〟とか…

キノの旅XXI the Beautiful World

今日はまた巻数が飛びますが、「キノの旅」の第21巻からアレコレ紹介してみます。 第一話「有名になれる国」。最後のオチの後にまだオチがあるみたいな所が爽快です。ラジオという設定になっていますが、リアルな背景としては YouTuber とか想定しているので…

キノの旅XIV the Beautiful World

今日は「キノの旅」の第14巻。 第四話「開運の国」。師匠が出てくる話です。ネタとしてはビジネスの話ですかね。 きれいに加工して、アクセサリーにしたらどうですか? (略) ワシが若い頃はそうしていたが、そのうちに国民全員に行き渡ってしまった。 (p.71) …

ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い一〇分間の大激論の謎

今日の本は「ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い一〇分間の大激論の謎」です。何だこの長いタイトルは。 このエピソードを知らない方も多いと思うのでざっくり紹介すると、1946年10月26日、ケンブリッジ大学のモラル・サイエンス…

キノの旅VIII the Beautiful World

今日は順序が乱れましたが、「キノの旅」の8巻から。 第一話「歴史のある国」は、師匠と弟子が塔に立てこもる話。アニメ化されています。きれいにまとまった話ですが、相手側にゴルゴ13がいたら負けていたかもしれません。2人vs大勢でドンパチやって2人が勝…

キノの旅XI the Beautiful World

今日は「キノの旅」の11巻です。 第一話「つながっている国」は、一人だけ残して他の国民は全て他の国に引っ越してしまったという話です。 残された人は病気で隔離されていて、外に出ることができません。 しかも、その国でしか使えないネットを通じて他の人…

キノの旅X the Beautiful World

今日は「キノの旅」の10巻。Amazon の表紙が手元のものと違うのですが、気にしない。 カラーページの「ペットの国」は笑っちゃいました。笑っていいのかな。今までの流れだったらウサギもアリのような気がしますが、そういえばニワトリをペットとして飼って…

キノの旅IX the Beautiful World

今日は「キノの旅」の9巻。このブログで8巻が飛んでますが、読むのは順不同で進めているので、だんだん順番が分からなくなってきました。 第三話「作家の旅」は、盗作で儲ける話です。このストーリーの条件だと原作者は何の損もしていないような気もしますが…

キノの旅XIII the Beautiful World

今日は「キノの旅」の13巻。8巻と間違えて投稿してしまった(笑)。ところでこのシリーズ、文庫本に2種類あるのですが、旧版と新版って何が変わっているのでしょうか。謎ですが確かめる気力はありません。 巻頭カラーページの「嫌いな国」。 全員ができるのな…

キノの旅VII the Beautiful World

今日は「キノの旅」の7巻です。 第一話「迷惑な国」は、国がまるごと移動する話。ひょっこりひょうたん島なら海上なので割といい感じかもしれませんが、この国は陸上を移動するのでマジ迷惑です。 人が歩けば足跡は残ります。これだけは仕方がないと割り切り…

天盆

今日の本は王城 夕紀さんの「天盆」。 王城さんというと個人的には「青の数学」の知的バトルの強烈な印象なのですが、この小説はファンタジー、天盆というゲームバトルです。天盆というのは要するに将棋系のゲームで、 天盆とは、この蓋の国固有の盤戯である…

キノの旅 (6) The Beautiful World

今日は「キノの旅」、第6巻。ちなみに、これ毎日1冊読んでいるわけではなく、数冊を一気に読んで、下書き程度に書いてあるのです。それを1日1巻ずつ、仕上げて投稿しているのです。 第一話「彼女の旅」。ちょっとキツい話です。 あなたは〝自分は反省してい…

キノの旅 (5) the Beautiful World

この調子でどんどん進めていこうかな、ということで今日は「キノの旅」5巻。 キノの旅という話、ジャンルはファンタジーなのかアクションなのか謎っぽいですが、アクション的には殆ど負けないということで、無敵系ともいえそうです。もっとも、キノは師匠に…

キノの旅 (4) The Beautiful World

今日は「キノの旅」の4巻です。 第三話「二人の国」には面白いルールがあります。 この国では、国外から来た人が犯罪を起こしても、一日以内に出国すれば、罪には問われない (p.36) 国外に逃げた犯人を逮捕するのが大変だから、という理由のようですが。ちな…

キノの旅III the Beautiful World

今日は「キノの旅」から3巻です。 第三話「同じ顔の国」。顔が同じなのはクローン人間しかいないからです。そのような国には普通にあるような親子関係が存在しないので、親子は希望によって決定することになるのですが、この場合、母性本能とかどうなるのだ…

キノの旅2 the Beautiful World

今日は「キノの旅」から2巻。 どういうジャンルなのかというのは10月16日の投稿をご覧ください。で、今日は一つキーワードを追加して、多様性について。これは全巻共通して出てくるテーマなのですが、いろんな思想が出てきます。ある人から見れば正しいが、…

でりばりぃAge

今日の本は梨屋アリエさんの「でりばりぃAge」。 主人公の真名子は13才。途中で14才になります。文庫本の裏表紙には「思春期の苦悩を瑞々しい筆致で描いた」とか書いてあるのですが、どちらかというとほんわか~もやもやした感じで、こんなことに悩んでいて…

キノの旅 the Beautiful World

今日の本は「キノの旅」です。アニメにもなっていますが、いろいろあって図書館に行くことになってしまって、1冊読んでしまいました。 キノという少女がエルメスという会話のできるバイクと旅をする話です。それぞれの国のことを短編形式で書いているので読…

ヴァチカン図書館の裏蔵書

今日の本は「ヴァチカン図書館の裏蔵書」。ラノベでいいのかな。 ジャンルはオカルト、ファンタジー的なミステリー。殺人事件です。魔女狩りとか出てきます。ただし吸血鬼とか魔法は出てきません。宗教モノというべきでしょうか。 玄須聖人(クロスセイト)と…

魔界京都放浪記

今日の本は西村京太郎さんの「魔界京都放浪記」です。 ジャンルはミステリー。雑誌編集者の佐伯は京都に取材中に行方不明になります。それを探しに京都に行った編集長の和田は、京都で取材中に能舞台に招かれ、そこで翁に言われたのが、 この白拍子がその井…