Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

書籍

葉隠入門

今日は葉隠入門を少し読みました。今更ですが、もしかしたら葉隠そのものを説明しないと話が通じないのかと心配になってきました。葉隠は戦争に行った人達が戦地に持って行って読んだという伝説が有名ですが、今は平和なので流行らないのかな、という気がす…

浜村渚の計算ノート 6さつめ パピルスよ、永遠に

勢いで6さつ目、行ってしまいますよね。「浜村渚の計算ノート 6さつめ パピルスよ、永遠に」。いくつかのエピソードに分かれているのはいつもの通りです。浜村渚って誰とか前回も全然説明ないけどいいですよね? 1つ目の作品、「log10.『シスター・メルセンヌ…

浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上

今日は久しぶりに、浜村渚シリーズで、5さつ目「鳴くよウグイス平面上」です。1つ目の短編「log 10『遊星よりの問題X』」は魔法陣。UFOキャッチャーで魔法陣を作るというのは斬新ですけど、私だとUFOキャッチャーが下手なので一撃で挫折しそうです。 2つ目の…

幽落町おばけ駄菓子屋

というわけで読みました。「幽落町おばけ駄菓子屋」。妖怪ものといえば水木しげるさんのマンガとか、最近だと化物語のような怪異の出てくる話とか、森見登美彦さんの作品とか、等々思い浮かびますが、こちらは多少のほほんとした感じの妖怪・幽霊が出てくる…

桐島、部活やめるってよ

今日の本は何となく図書館で借りてみた「桐島、部活やめるってよ」。どこかで聞いたことがあるのですが、どこで聞いたのか全然思い出せませんけど。 十七歳の俺達は思ったことをそのまま言葉にする。(p.13) 青春ですねぇ。私が十七歳の頃って何をしていたか…

超速読力

今日は電車の中で一冊読みました。 超速読力というのはどういう意味かというと、 大量の情報をざーっと流し込んで、それに対してコメントが言える能力、すなわち「超速読力」(p.013) つまり、このブログでやっているようなスキルがズバリ超速読力なのでしょ…

暗いところで待ち合わせ

主人公のミチルは盲人、見えなくなったのは大人になってからだ。強い光があるときに明るさを感じる、程度の感覚しかない。父が亡くなった後、一人暮らしを始めた。その部屋にアキヒロという他人がこっそり入り込む。作者のあとがきにはこう書いてある。 この…

終舞! コロヨシ!! (3)

決起!を出しちゃったので、勢いで「終舞!」も書いてしまおう、と思ったのだが、もうこのあたりからスケールがデカくなりすぎて何をどう考えてよいのか分かりません(笑)。何か言いたいのだろうという雰囲気はひしひし感があるのですが、何が言いたいのかよく…

決起! コロヨシ!! (2)

コロヨシ!!、の続編。コロヨシ!! はどんな話か、というと、どこかに感想を書いたはずなのですが現在行方不明なんですよね。謎です。 掃除という架空の武道がテーマになっています。コロヨシ!! でいい成績を出した掃除部は、これで部の予算も増えると思ったの…

浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って

今日は、浜村渚の計算ノート4さつめ、方程式は歌声に乗って。4作目の「オペラ座の未知数」がミュージカル仕立てになっているので、このタイトルのようです。オペラ座の怪人は結構好きな小説なんです。 1作目「モンティ・ホール・クイズショウ」は、もちろん…

浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理

なぜ「3と1/2さつめ」、という中途半端なナンバリングかというと、あとがきに、 「浜村渚と刑事たちがテロ組織と戦う」という本筋からはちょっと離れた内容なので (p.369) と書いてありました。なるほど。意味不明ですが。今回は殺人事件。クイーンのように…

一発逆転マル秘裏ワザ勉強法 2020年版

これはいわゆる受験本、つまり大学入試のための勉強法を書いた本である。福井さんはおそらく、既にレジェンドと化している和田秀樹さんに続いて多数の受験本を書いている受験本のプロ。しかも脳科学に詳しいから、書いてあることに理論的な説得力がある。先…

剣風の結衣

舞台は越前一向一揆、朝倉と織田が戦をしていて、どうにもならない一向宗が怒った、というような時代背景がある。戦国・一揆の時代だから泥仕合のようなバトルがたくさん出てくる。しかし元は平和な村だった。 この村では、鎧に使う革を納める代わりに軍役も…

死のオブジェ

今日はマロリーシリーズから、「アマンダの影」の次の作品、「死のオブジェ」を紹介します。 原題は KILLING CRITICS、critics は評論家のことです。この話の冒頭でライカー巡査部長と会談するのが美術評論家のクイン。今回のキーマンです。もう一人、面白い…

アマンダの影

マロリーシリーズ、「氷の天使」の次の作品です。いきなりマロリーの死体が出てくるニュースを、チャールズとマロリー本人がメシを食いながら見ている、というシーンは先日紹介しました。自分が死んだニュースというのは一度見てみたいような気もしますね。…

浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学

今日は「浜村渚の計算ノート 3さつめ」です。函館旅行編【違】みたいな感じです。 あとがきには 「ちょっと今回、話が難しすぎるんじゃないの?」と思った方が少なからずいらっしゃるかもしれません。 (pp.324-325) と作者の青柳さんが述べていますが、まあ微…

浜村渚の計算ノ-ト 2さつめ ふしぎの国の期末テスト

今日は何日か前に読んでいる「浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト」です。キューティー・オイラーというキューティハニーみたいな名前の悪役が出てきます。 ふしぎの国といえばアリスですが、関係あるようなないような、微妙な話です。 1話…

天使の帰郷

天使の帰郷 原題は FLIGHT OF THE STONE ANGEL なので結構端折りましたね、STONE ANGEL というのは彫刻が出てくるのです。もちろんマロリーのことでしょう、いや、微妙なのかな。 このストーリーでぶっ飛んでいるキャラは、老婦人のオーガスタです。あのマロ…

むかしも今も

今日も疲れたのでパスしたいのですが、雑記ばかり続いているので、この前紹介した山本周五郎さんの本の後半、「むかしも今も」を紹介します。 これもなかなかキツい話です。主人公の直吉は運のない男で、 ごく幼いころ両親に死なれ、九つまで叔父に育てられ…

ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

今日は「ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~」を読みました。もっとも、この本は以前、読んでいるような気がします。 とても有名なので、今更説明しなくてもいいとは思いますが、ざっくり行きますと、古本屋の店長の篠川栞子が病院で推理…

浜村渚の計算ノート

今日は「浜村渚の計算ノート」です。ジャンルはラノベでしょうか。作者があとがきで次のように解説しています。 本当の意味での初心者向けであり、かつ数学への愛に満ち溢れており、できれば読んでいくうちに数学の知識が身につく(あるいは、そんな気になる)…

柳橋物語・むかしも今も

今日は山本周五郎さんの「柳橋物語・むかしも今も」から、柳橋物語です。人情噺です。 私が山本周五郎さんにハマるきっかけになったのは「葦は見ていた」なのですが、この話も同じようなうまく行かない人生がベースになっている作品です。幸せというのが何な…

陪審員に死を

今日は昨日読んだ本で、キャロル・オコンネルさんのマロリーシリーズから「陪審員に死を」。陪審員になった人達が一人ずつ殺されます。 謝辞のところで FBI に感謝しているのですが、内容は FBI を無能の集団のごとくボロクソに描いています。こんな作品を公…

クリスマスに少女は還る

マロリーシリーズを何作か紹介しました、キャロル・オコンネルさんの作品です。これはミステリーと言っていいのでしょうか。 サディ・グリーンとグヴェン・ハブルの2人の少女が行方不明になります。この事件に挑むのが刑事のルージュ・ケンダル。なかなかの…

阿修羅ガール

今日も殆ど本は読んでいないのですが、これまだ紹介してなかったですよね。ということで書いておきます。阿修羅ガール。 阿修羅ガールというよりも修羅場ガールみたいな感じです。基本的にはネット時代のストーリー。何の関係もない人達がネットで呼びかけて…

氷の天使

今日はキャロル・オコンネルさんの「氷の天使」、天才ハッカーのキャシー・マロリー巡査部長が出てくるシリーズの第一作です。現題の Mallory's Oracle というのもカッコイイですよね。これが何で氷の天使なのか不可解ですが。 「ウィンター家の少女」「生贄…

変身

変身といえばカフカのイメージが強烈なのですが、もしかして仮面ライダーという人も多いのでしょうか。今日の変身は、東野圭吾さんの小説です。脳の移植手術を受けた人の人格が変わっていくという、何でしょうね、ホラーっぽい感じもしますが。Wikipedia に…

生贄の木 (2)

今日はグダグダなので書くパワーがないので雑記レベルになりそうですが、先日紹介した「生贄の木」で書きそびれていたことを付けたします。 今回のゲスト役のココは孤児になってしまい、巡査部長のマロリーに懐くのですが、最後に養父母を希望する夫妻が現れ…

生贄の木

今日はとにかく「生贄の木」を紹介したいのですが、まあ酷い作品です。いきなりネズミの大群が現れて老婦人がショックで死んでしまう。子供を狙う殺人鬼が掃除のおばさんのバットで殴られる。いきなりグダグダです。 誘拐されて逃げて来た子供の名前はココ、…

得手に帆あげて (1)

今日は本田宗一郎さんの『得手に帆あげて』を読破しました。この本はいろんな意味で面白いです。 いきなりこういう話がサラっと出てきます。 それまでの人生は、人並み以上に遊んだかわりに、三日や四日は寝ずに働いた。(p.20) サラッと三日や四日というので…