Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

書籍

知的戦闘力を高める 独学の技法 (3)

今日も「知的戦闘力を高める 独学の技法」から。独学というのは今ではインターネットも有力なソースだが、最先端を戦っている人でもない限り、やはり本は最も主流の情報源だろう。しかし、読書というのはただ本を読めばいいというものではない。 読書は、や…

知的戦闘力を高める 独学の技法 (2)

今日も殆ど本は読まなかった。「知的戦闘力を高める 独学の技法」の前回の続きを少し書いておく。 序章「知的戦闘力をどう上げるか」では、独学において、論語の有名な言葉『子曰、学而不思則罔、思而不学則殆。』をどう考えるべきかという話が出てくる。 論…

知的戦闘力を高める 独学の技法

昨日紹介した「知的戦闘力を高める独学の技法」を、少しずつ紹介していこうと思う。技法というのは「どうやって」に注目するイメージがあるが、この本は「なぜ」の説明が詳しい。「なぜ」に続いて「だからどうする」が書かれているので、納得できる。 独学と…

ひなこまち

困ったものですが、書かないと仕方ないのでとにかく書いてみますか、「ひなこまち」です。「しゃばけ」シリーズの11冊目。 1つ目の話は「ろくでなしの船簞笥」。この簞笥という漢字を出すのに結構苦労した。ネットで見ると箪笥と書いてあるページが多かった…

容疑者Xの献身

ミステリーである。東野圭吾さんはこの作品で第134回の直木賞を受賞している。 刑事コロンボ的に、物語が始まったらすぐに殺人の犯行現場になる。つまり犯人は最初から分かっていて、それを探偵ではなく物理の准教授が追い込んでいく、というストーリーでい…

君の彼方、見えない星

SF。宇宙船で事故発生。宇宙飛行士は2名、女性のカリスと男性のマックスは恋人同士だが、宇宙空間に放り出されて自由落下中【どこに】。残った酸素は90分で切れる。状況は最悪だ。 SFと書いたが中身はラブストーリーなのだ。ヒューヒュー、さっさと結婚して…

たぶんねこ

今日は「しゃばけ」シリーズの何作目だっけ。「たぶんねこ」を読んだ。 6本の作品が入っているが、最後の「終」はエピローグみたいなので実質5本。タイトルが面白い。文庫本のイラストを見た限りでは、どう見ても虎だし。 2本目の「こいさがし」はお見合いが…

Ruby on Rails 5の上手な使い方

今日はインストール三昧で本を読む暇がなかったので…といいたいところだが、ちまちま読んでいたのがこの本。買ったときには気付かなかったが、2018年1月24日発行となっていて、最近出たばかりらしい。 Part 1「基礎編」、最初の50ページ位で、Ruby の概要、…

学生時代に何を学ぶべきか

いやいや、ちょっと事故りました。書きかけの書評が消滅しただけなんですけど、まあ仕方ないか。杜撰なバージョン管理ってコインほにゃららじゃないけど、もう少しちゃんと安全対策すればよかった。 まあそんなに大騒ぎするような内容でもないのですが。 仕…

「頭がよい」って何だろう―名作パズル、ひらめきクイズで探る

今日の本は『「頭がよい」って何だろう』。ひたぎさんは勉強できる人は勉強する前から頭がいいとか言ってたような気もしたが。 この本はIQの話から入ってくるから、IQを頭の良さの指標の一つと考えていることになるが、それだけに限らず、他の要素についても…

日本の無戸籍者

昨日紹介した本を半分程度読んだので、途中までだが紹介する。実は1度斜め読みしていたりする。気が向いたら続きを書くかもれない。 ざっくりいえば、この本は、戸籍がない人に関していろいろ解説したものである。それにしても そもそも「登録していない人」…

とりかへばや、男と女

ということで、一回ではとても終わらないが、とりあえず始めてみる。昨日紹介したように、これは心理学的な分析の本。とりかへばやを語るわけではなく、とりかへばやという物語を通じて、男と女とは何かということを心理学的に考察した本である。 まずはスト…

ころころろ

今日は「ころころろ」を書いてみよう。「しゃばけ」シリーズの8作目。これで繋がった【なにが】。 ちなみに、文庫本の「ころころろ」の巻末にはスペシャル対談として、萩尾望都さんとの対談が収録されている。「いっちばん」は高橋留美子さんとの対談。 この…

いっちばん

これ一度書いたんですよね。「しゃばけ」シリーズの7冊目。書評がpcがクラッシュして風とともに去りました。何書いたかなぁ、思い出せない程度の文章だからもったいなくもないか。 1つ目の「いっちばん」は若だんなかスリのアリバイを崩すというミステリー。…

めざめれば魔女

今日紹介するのは、昨日雑記で書いた「めざめれば魔女」。 朝起きたら魔女になっていました、的な話ではなくて、魔女になる儀式もなかなか大変で描写も細かいのだが、それはそうとしで、 「ソリー・カーライルは魔女なの」 (p.25) これにいきなり度肝を抜か…

やなりいなり

今日も順序を気にしないで書いちゃうけど「しゃばけ」シリーズ10作目「やなりいなり」。 やなりというのは鳴家(やなり)という妖のことだと思うが、作品中では「やなり稲荷」と表現された稲荷寿司が出てくる。ちなみに、鳴家は「しゃばけ」シリーズのレギュラ…

ゆんでめて

何か途中飛んでますけど、今日は「しゃばけ」シリーズの9作目、「ゆんでめて」から紹介する。この本は5つの短編が入っている。 1つ目は本のタイトルにもなっている「ゆんでめて」。ゆんでは「弓手」、めては「馬手」。馬に乗りながら弓を使うところを想像し…

ちんぷんかん

しゃばけシリーズの6冊目。5つの短編が入ってる。 1つ目の「鬼と子鬼」は若だんなが火事で煙を吸ってしまってあの世に逝ってしまう話。ていうか実際は三途の川の手前でふらふら彷徨っている状態なので、死んだかどうか微妙だけど。 「以前来たときは、ちゃん…

うそうそ

しゃばけシリーズで5冊目。これはいいタイトルだなぁ、と一撃【違】でやられた感じ。 本のタイトルになっている「うそうそ」が何と3ページで終わってしまう。しかも意味が分からない(笑)。ウソだけど。ちゃんと最初に意味が書いてあって、「たずねまわるさま…

おまけのこ

しゃばけシリーズの4冊目。5つの短編が入っている。 「こわい」は狐者異(こわい)の話…かと思ったのだが、長崎屋の若だんなが幼馴染の栄吉が気合を入れて作った饅頭を食べたら、思わず吐き出してしまい、 「不味かったんだっ。それで喉を通らなかったんだよっ…

東大卒貧困ワーカー

この本、タイトルが「東大卒貧困ワーカー」だが、書いてあることは東大とは何の関係もない。ただ単にこの本の著者が東大卒だというだけのことである。 東大生なのに就活で全落ちしてどこも雇ってくれなくて途方に暮れるみたいな面白い話なのかと思って期待し…

ヤマダチの砦

時代小説。バトルシーンが満載だ。 イケメンでボンボンで若さまの新三郎は密命を受けて京都に向かうが、途中で山賊に襲われる。ヤマダチとは山賊のこと。危機一髪のところで魁という山の一族の男に助けられる。山の一族というのは解説にサンカという言葉が出…

殺人鬼フジコの衝動

ミステリー。この作品は、個人的にはいまいち分からないところがあって、あまり評価できない。出てくる殺人鬼にリアリティが感じられないのである。小説にリアルを求めてどうするという意見もあるかもしれないが、まあ、それはその通りだ。ちなみに、こうい…

短歌は最強アイテム――高校生活の悩みに効きます

今日は「短歌は最強アイテム」、千葉聡先生のエッセイ。本の中では「ちばさと」と呼ばれています。 岩波ジュニア新書だから、高校生あたりがターゲットでしょうね。舞台も高校です。短歌がたくさん出てくるけど、それ以外の細かいところのやりとりが面白い。…

ねこのばば

今日は、しゃばけシリーズの3作目、「ねこのばば」。ネコババって言いますな。この文庫本には、5つの短編が入っている。 「茶巾たまご」は犯人の言い訳が面白い。何故殺したかと問い詰めると必要だから殺したというのだが、じゃあ他人がお前を殺そうとしても…

ぬしさまへ

しゃばけシリーズ第2作。6つの短編が入っている。どれもいい感じなのだが、今回はその中から一番気に入っている「空のビードロ」を紹介したい。 松之助は桶屋の奉公人である。このシリーズの主人公、一太郎の兄だ。 東屋では奉公人の飯は、二杯までと決めら…

しゃばけ

「しゃばけ」は娑婆気だと巻頭に書いてあるし、変換したら一発で出てきたからそういう言葉があるらしいが知らなかった。不勉強も甚だしい。これはもう広辞苑を一度、読みきるしかないかとか思っているのだが、シリーズの最初の作品がこの「しゃばけ」である…

仇討ち

今日は時代小説、池波正太郎さんの「仇討ち」なのだが、私が読んだのは昭和五十二年発行の文庫本の初版。Amazon で調べると 2007年に発行されている文庫本もある。 収録作品は確認していないのだが、もしかすると違っているかもしれない。 8つの作品が入った…

エデンの果ての家

ミステリーというと犯人探しのイメージだが、この話はいきなり容疑者が逮捕されるところから始まる。 「葉山秀弘。実母、葉山直子の殺害容疑で逮捕する。二月七日午後四時二十三分」 (p.8) 殺人事件である。後でもう1人、七という被害者が出てきて、秀弘は再…

エピソード魔法の歴史―黒魔術と白魔術

新年早々こんな本なのか、と思ったが、まあいいか。 魔術だけでなく、錬金術、占い師、魔女、怪物、幽霊などのオカルト全般における知識が浅く広く紹介されている。そちらの世界に興味がある人にとっては、それなりに面白いと思う。ただし、訳者あとがきによ…