Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

銀河鉄道の夜

先日紹介した「銀河鉄道の夜」。今回は、ますむらひろしさんがコミックにしたものを紹介します。 【honto 電子書籍】銀河鉄道の夜 この本には、本編だけでなく、ちくま書房版に出ている第三次稿をマンガにしたブルカニロ博士篇がも収録されています。宮沢賢…

バロン ~ 猫の男爵

「猫の恩返し」というジブリ映画の原作です。残念ながら映画は見たことがありません。タイトル「バロン ~ 猫の男爵」としましたが、「~」の部分は実は猫のあしあとマークになっています。 【honto 電子書籍】バロン~猫の男爵~ 車に轢かれそうになった猫…

ロボ道楽の逆襲

とり・みきさんのマンガなら DAIHONYA という個人的には神マンガ【謎】がありますが、この本は何となく出会って買ったみたいな記憶があります。そんな軽い気持ちで読むものなのでしょうか。 【honto 電子書籍】ロボ道楽の逆襲 (とり・みき) [ロボ道楽の逆襲…

東大生が選んだ勉強法

勉強法なんて読み書きソロバンでいいんじゃね、と思ったりしますが、この本は東大に合格した人達が実際にやった受験勉強から勉強法を紹介しています。 【honto 電子書籍】東大生が選んだ勉強法 (東大家庭教師友の会) 普通にそうだよねというものもあるが、こ…

虚空の旅人

守り人シリーズの第4作です。この巻は皇太子のチャグムが主人公です。バルサは述懐シーンにしか出てきません。 チャグムは隣国サンガルの新王即位の儀礼に招かれますが、そこで反乱を企む陰謀に巻き込まれそうになります。 殆ど巻き込まれて利用されてしまう…

受験生が絶対使ってはいけない100の言葉

言霊ってあるでしょ、いや、無いとか言われたら話が終わってしまうのだけど(笑)。日本では昔から「言ったら本当になってしまう」という信仰があります。 無理に笑顔を作ると気分が明るくなるというし、心理学的にもそういうのは検証されていそうな気がします…

夜桜乙女捕物帳 鉄火牡丹

夜桜乙女捕物帳シリーズの2作目だと思います。1作目も読んでいるはずなのですが、探しても出てきません。 このシリーズは本格時代小説…というよりは、主人公の乙女が超能力者なのです。少し反則っぽいところがいいです。 この本は、鉄火牡丹、闇の梯子、悪女…

冒頭のシーン

今日は海の日だった。過去形にするにはまだ気が早いかもしれないが、今から海に行くというのはあり得ない。どうしてもというのならお台場にでも行けば間に合うが、間に合ったからといって意味があるわけではない。 昨日のテレビのクイズで、文学作品の出だし…

銀河鉄道の夜

宮沢賢治氏の「銀河鉄道の夜」はあまりにも有名な小説で、名前だけなら誰でも知っているはずだが、実際に原作をそのまま読んだ人はどれほどいるだろうか。 絵本などで要約したものは触れたことがあっても、今回紹介するちくま文庫の宮沢賢治全集のように、 …

AKB48の戦略! 秋元康の仕事術

昨日ちらっと紹介した本ですけど、 田原総一朗さんが秋元康さんをインタビューしている形式で書かれています。 会話で進んでいくから、かなり読みやすいですが、タイトルに仕事術と書いてあるように、内容はビジネス系。 どういうビジネス、プロデュースをす…

今日もちょっとお休み

今日もプログラムとかドタバタしたので、今日中に書評が書けるかどうか怪しいのでとりあえず雑記を書いておく。ちなみに、今日電車で読んでいた本はこれ。 この本は田原さんのインタビュー形式で読みやすいのだが、なかなかキャッチーなノウハウや格言的なセ…

今日はプログラムを書いていた

今日は一日中プログラムでアタフタしていたので、虚空の旅人は読み終わっているのだが書評が書けていない。明日は書けるかもしれない。 プログラムを書くときに参考にするのは殆どWebなのだが、Python のプログラムを書くときはクックブックを見ることが多い…

青の数学2: ユークリッド・エクスプローラー

昨日紹介した「青の数学」の後編です。 数学的小話は相変わらずたくさん出てきますが、個人的にはこの巻は禅の話に見えました。 プログラマーは禅が好きという妄想もあるのですが、数学も禅と繋がってますかね、GEBもそんな感じだし。 【honto 電子書籍】 青…

青の数学

青春数学バトル【謎】です。リアルに難しい問題がたくさん出てきて楽しいです。 といいつつ、実は最初に読んだとき、これが解けませんでした。 1 11 12 1121 122111 112113 12212131 11221121113111 12221221133113 (p.16) むぅ。分からない。これなら分かる…

ともえ

「ともえ」は巴御前。巴御前だけの話かと思ったら、最初に出てくるのは松尾芭蕉である。芭蕉と出会うのは智。 「うちは巴御前はんの生まれ変わりかもしれん」 (p.8) 巴御前のステージと、智と芭蕉のステージが、並行して同時進行していく。共通点は悲運の息…

今日は小休止

そう毎日書評は書いてられないので、今日は一休み、一休み。アニメはまだ再放送しているのかな、一休さん。実は一休さんのアニメはそんなに見てない。しかし、一休宗純に関する本は結構読んだ気がする。何を読んだといわれるとパッと出てこない。読んだこと…

人はなぜ騙されるのか―非科学を科学する

ギター侍的にいえば、トンデモ科学、斬り~、みたいな本です。ギター侍ってどこ行ったんだろ。 科学的・論理的思考で心霊現象や超能力、UFOなどの逸話を冷静にぶち壊す感じのエッセイ集。各エッセイは2ページで書いてあるのでとても読みやすい。また、単なる…

強気な姫騎士さまのしつけ方

現時代の日本に姫騎士がやってくる、という設定のラノベです。 現時代と書いたのは、この超弩級美少女の姫騎士が、 十四世紀の時代より、現代へ時間移動してきた というSF的な設定なのです。 今更こんな設定誰も驚きませんが、それよりこの姫騎士が日本のア…

人類と気候の10万年史

アメリカが1抜けた、みたいなことになって最近話題になっている地球温暖化対策だが、 この本は地球の気候を10万年という長いスパンで紹介している。 ざっくり紹介すれば、こんな感じ。 この300万年ほどは、大きく見ると寒冷化が進行している。また、温暖な時…

高校生からはじめるプログラミング

今日は時間がなかったので簡単な紹介だけですが、 内容は、Chrome と Visual Studio Code をインストールして、HTML と Javascript、css を使ってプログラミングの超入門という感じです。 全くプログラムを知らない人を想定して書かれているので、殆ど誰でも…

はじめよう! Pythonプログラミング

Python のプログラムに関して超ざっくり要約して詰め込んで紹介している感じの本。 内容的に、他の言語のプログラムをある程度書ける人を前提としているようだ。 プログラミングの経験がないと、最初から最後まで何が書いてあるのか分からないかもしれない。…

11人いる!

その昔毎晩チャットをしていた頃、チャットルームに入った人数が11人になったら「11人いる!」というのがお約束でした。 元ネタがこのマンガ。 私が読んだのはこの版ではなく、おそらく1976年に発行された文庫本だと思います。手元にないので確認のしようがあ…

あそびの時間

私は昔、ゲーセンに入り浸っていたことがある。一日中いるから店員と仲良くなって、勝手にコーヒーを持ってきてくれるようになった。その店は、コーヒー1杯は無料サービスだった。その頃のゲーセンは危ない奴らの行く場所だった。プリクラやUFOキャッチャー…

最高学府はバカだらけ

この本の「最高学府」は大学のことを意味しています。そして、ルリルリではなく著者の石渡さんという大学ライターが、大学にいるのはバカばっか、と暴露した本です。ちょっと違うか。 最近、知恵袋にこんな質問がありました。東京大学やハーバード大学に行く…

夢の守り人

守り人シリーズ3作目。 今回は夢の世界にトリップします。薬草師とは仮の姿、実は呪術師見習いのタンダがまず夢の世界に行ってみたいと思います。探し物はタンダの姪のカヤ。 寝たら起きなくなってしまったのです。眠り病かと思いきや、魂があっちに行って戻…

闇の守り人

守り人シリーズの2冊目、6月21日に紹介した「精霊の守り人」の続編です。 この話では主人公バルサは闇の世界に入り込みます。闇の世界が洞窟にあるというのは説得力がありますが、 洞窟に、明かりをもちこんではいけない (p.22) 何かを暗示しているような気…

いのちの車窓から

昨年超大ブレイクした星野源さんのエッセイ集です。エッセイは月刊誌「ダ・ヴィンチ」で今も連載中です。単行本の表紙はイラストの源さんが「1」という数字を体で表現しているデザインなのですが、2が出るときはどんな格好になるのかな。楽しみです。 星野源…

速読でゆっくり読む

速読というのは一度に1行とか、数行とか、あるいは1ページを全体的に見て読むテクニックである。私は小学生の頃によく本を読んでいた。この本もあの本も読みたいと貪欲な読書を続けていたら自然と速く読めるようになったようである。速読できると、ゆっくり…

下町ロケット

ドラマにもなりました、下町ロケット。 実は私はドラマを一度も見ていないという驚きのアレなんですが、本も読んでなかったというのはさらに驚きですよね。何となくgetしたので読んでみました。 人間の本性が現れるのは、平時ではなく、追い詰められたときで…

今日はお休み

あっち(どこ?)から転載してこようかと思ったけどこんな時間だし、やめた(笑)。諦めが早いというのも特技なのだが、ハマるといつまでも止めないから始末に悪い。ちなみに今日はなぜか「下町ロケット」を読んでいたので、近日中に出てくる予定。何を今頃という…

ゲーデル,エッシャー,バッハ あるいは不思議の環

U「これは名著ですね。Amazon の書評が全部5つ☆なんてのは珍しいと思いますが、で、どうです? ふ「流石にこれは私ごときが書評を書ける本ではないでつが、とりあえず、ゲーデル、エッシャー、バッハといえば次に出てくるのはカッパの屁でしょうか。 U「なん…

“文学少女”と死にたがりの道化

今回の作品も続編が出ているようですが、今のところ私はこれしか読んでません。いつか読みたいです。サクっと読めるような気もしますが。ラノベです。 恥の多い生涯を送ってきました。 (p.4) 私は太宰はあまり好みじゃないんだよね、理由はダサいから。でも…

手詰まり感

今日で何日連続なのだろうか。3週間続けたら習慣になるという法則がある。そうはいっても、「いつか聴いた曲」のようなツイート感のあるテキトーな文章ならまだしも、このブログのような1冊まるごと評するような内容を書くのは流石にキツい。 雑誌で以前連載…

精霊の守り人

今日は夏至らしいですね。東京は朝から雨でお日様が出る気配はありません。 今日紹介するのは、ファンタジーの名作「精霊の守り人」です。順序無視派の私にしては珍しく、ちゃんと1作目から紹介できました。 小説は1996年に単行本が出た後、守り人シリーズと…

偏差値40の受験生が3か月で一流大学に合格する本

いわゆる受験本なのですが、書いてあるメソッドは普通である割に、内容が異色です。ハッキリいえば不可解です。不可解だから面白いけど。 東大、京大は、努力だけではどうしても合格できない面がありますが、大阪大学以下なら努力すれば合格できる、というの…

Dr.福井の大学入試必勝の法則

いわゆる受験本、あるいは勉強法の本です。この種の本を一冊も持ってなくて、受験勉強のやり方がわからない、という人にはまずこれをおすすめします。 理由は単純で、安いから。1000円でお釣りがくる本って、案外ないです。 それで必要なことを短く要約して…

会議でスマートに見せる100の方法

会議ってのは基本退屈ていうか、2対8の法則に従えば、8割の参加者においては意味なく時間を潰すためのものだが、かといって寝ていたら査定にも響くので、会議をうまくやり過ごして高い評価を印象付けたい。そういう人におすすめなのがこの一冊。 とはいって…

ジョニーは戦場へ行った

第一次世界大戦、ジョニーは戦場で爆撃を受ける。 どこかでわめき声がし、彼は退避壕に飛び込み、何もかも見えなくなり、彼は時を失った。 (p.144) 一命は取り留めたが、代償として両手両足と視力と聴力を失い、口をやられたので話もできなければ食べること…

鳥の会議

この本には「鳥の会議」「鳥のらくご」2つの話が入っている。 主人公は中学生。悪い奴らが大体友達。それもハンパない。友達の神永は父親を殺す。ぼく(篠田)はバラバラにして捨ててしまえばいいという。 お父さんも喜ぶんじゃないかとぼくは思った。 (p.80) …

現代国語

私が高校生だった頃はゲンコクと言ってたけど、今は現代文というのだろうか。国語の授業の話である。私は小学生の頃から多読派だったのと、いつの間にか速読ができるようになったせいもあって、国語の成績は割とよかった。芦田愛菜さんが小学校低学年のとき…

妄想少女

モーニングは今の時点で毎週買っている唯一のコミック雑誌です。昔はいろいろ買っていたけど、最後にこれだけが残りました。このマンガは2014年頃にモーニングに不定期連載されていた話と、週刊Dモーニングに掲載された2作品をまとめて単行本にしたものです…

ヘンな論文

論文というと難しい、読んでも分からない、という先入観があるかもしれませんが、それどころではないという現実を指摘してくれる本です。 論文とは何ぞや。それは最初に解説があって、 世間一般で言われる「論文」というのは、修士号取得以降の研究者が書い…

保育園問題

これが何の問題か、今更説明しなくても「日本死ね」で大問題になって、今では日本中の人がこの問題を知っている… と勘違いしていそうな人が大勢いるような気がしてきた。この本はビックリするような話がたくさん出てくる。例えば、 実は、保育所は定員割れし…

「奨学金」地獄

奨学金が返済できなくなって破綻する人がいる、というニュースを見たことがあると思う。この本の裏表紙には、次のように書かれている。 生活苦と返済苦にあえぐ人々の実態、制度の問題点と救済策を明らかにする。 (表紙裏) 実際に奨学金返済で窮地に陥った人…

標的は11人―モサド暗殺チームの記録

モサドはイスラエルの諜報機関。この本は、実際にあったテロリスト暗殺計画を元にかかれたもので、つまりノンフィクションである。 当然、その信憑性に関して激論があり、それについて本編の後に「取材ノート」として数ページにわたって概要が書かれている。…

書くということ

これは書評ではない。連投しないと Hatena Blog がカウントしてくれないので、だったら毎日書いてみるかという試みである。毎日書くというのは苦手ではない。実際、このブログの姉妹ブログ【謎】の Phinloda のいつか聴いた曲というブログは、昨日で連続3千…

ただし少女はレベル99

やっとシリーズ最初の作品です。4つの短編が入っています。 1つ目「幸福には限度額がある」。主人公は出屋敷市子さん。どんなキャラか説明から入るのですが、 出屋敷市子はデビッド・カッパーフィールドだ。 (p.8) 最初から分からない人には分からない演出で…

レベル98少女の傾向と対策

なぜか逆順に紹介してしまうのですが、今日は前回紹介したアレの2作目です。 5つの短編が入っています。順に紹介すると、まず「人間の権利とは」。 狸退治の話です。ちょっと違うか。退治するのは外来種なんですけど、この話は神とは何かをうだうだ解説して…

もしかして彼女はレベル97 (2)

昨日書くつもりだったけど、ちょっといろいろあって間に合いませんでした。申し訳ない。で、今日一気に書かせていただきます。タイトルの(2)というのは、そういう本があるわけではなくて、この投稿が2つに分裂したので後編という意味ということで。 短編の2…

もしかして彼女はレベル97

レベル99シリーズの3作目です。例によって1作目から読まないと伏線とかキャラのナニが分からないのでアレですが、どうもすみません。 しかも、この本には4つの短編が入っていますが、今回は最初の話「大人気ない大人には敵わない」の紹介だけになってしまい…