Phinlodaのいつか読んだ本

実際に読んでみた本の寸評・奇評(笑)

雑記

実は明日も忙しいのだけど、ここにきてかなり精神的疲労が蓄積したようで、寝たら目覚めないという日々が続いています。って既に死んでますか私?

といいつつ最近読み始めたのはコレです。

何を今更感が壮絶ですが、逆に、今時の人は知らなかったりするのでしょうか。実はもう一冊、読んでおきたい本はあるのですよ。「「NO(ノー)」と言える日本」です。

幽落町おばけ駄菓子屋

というわけで読みました。「幽落町おばけ駄菓子屋」。妖怪ものといえば水木しげるさんのマンガとか、最近だと化物語のような怪異の出てくる話とか、森見登美彦さんの作品とか、等々思い浮かびますが、こちらは多少のほほんとした感じの妖怪・幽霊が出てくるお話です。ジャンルとしてはラノベでいいのでしょうか。

生きていれば、どうにかなることもたくさんあります。
(p.119)

あの世の人に言われるとなかなか重みがあります。この言葉をいったのは水脈さんと呼ばれています。土地神様みたいなものでしょうかね?

主人公の彼方さんは半ば騙されて常世の住民になってしまいます。常世というのは東京の至るところに繋がっているという設定なのですが、交通機関を使わなくてもどこにでも行けるというのは便利ですねぇ。そういう話ではないのですが。

とりあえず、幽霊譚ではあるのですが、あまり冷や冷やした感じではない、ゆるい感じなのが面白いです。

この彼方さんのお爺さんのありがたい言葉を。

迷うなら行動しなさい。逃げれば君の知るはずだった真実を一つ、喪うことになる
(p.190)

知らなきゃよかった、ということも実際はよくある話なのですが。

 

幽落町おばけ駄菓子屋
蒼月 海里 著
六七質 イラスト
角川ホラー文庫
ISBN: 978-4041018590

雑記

今日は日帰りで大阪に行ってきたので、たくさん本が読めるぞ、と思ったのですが途中で寝てしまったので全然読めませんでした。

そろそろ三島さんの「文化防衛論」をまとめてみたいのですが、これもなかなかキツい本なので難しいものです。三島といえば切腹、武士道というイメージがあるはずですが、それを匂わせるような話がいろいろ出てきます。

私が一番好きな話は、多少ファナティックな話になるけれども、満州でロシア軍が入ってきたときに、――私はそれを実際にいた人から聞いたのでありますが――在留邦人が一カ所に集められて、いよいよこれから武装解除というような形になってしまって、大部分の軍人はおとなしく武器を引き渡そうとした。その時一人の中尉がやにわに日本刀を抜いて、何万、何十万というロシア軍の中へ一人でワーッといって斬り込んで行って、たちまち殴り殺されたという話であります。
(pp.186-187)

多勢に無勢であります。三島さんがこの話のどこが好きなのかというのはよく分からないなりに何となく分かります。この頃既に、自衛隊に斬り込むイメージを持っていたのでしょうか。

 

文化防衛論
ちくま文庫
三島 由紀夫 著
ISBN: 978-4480422835

桐島、部活やめるってよ

今日の本は何となく図書館で借りてみた「桐島、部活やめるってよ」。どこかで聞いたことがあるのですが、どこで聞いたのか全然思い出せませんけど。

十七歳の俺達は思ったことをそのまま言葉にする。
(p.13)

青春ですねぇ。私が十七歳の頃って何をしていたかよく覚えてませんが、ゲームとか麻雀とかオリジナルの歌を作って学祭で歌ったりとか。意外と覚えていました。

中はいくつかの小編に分かれていて、それぞれ視点が違うという構成です。「沢島亜矢」に出てくる詩織が面白いキャラです。

「どんなイメージで吹けばいいっすかね?」と軽く尋ねてきた後輩男子に、「さけるチーズのように」
(p.71)

私のイメージだとギョェ~~のような感じなんですけどね。さけるチーズ。ブラスでどうやって出すか。

部活の思い出というと私は高校ですけど、中学の思い出もあるな、ネットで高校生の投稿を見ても、あまり部活の話題は見ないんですよね。本気で部活をしているとネットどころではないのかもしれませんが。高校中退して高認で大学受けられますか、みたいな質問が結構あるし。

「なんかやっぱいいな、高校って」
(p.122)

そういうのが既に虚構の世界にしかなかったりしたら、ちょっと寂しいですよね。

 

桐島、部活やめるってよ
朝井 リョウ 著
集英社文庫
ISBN: 978-4087468175

雑記

今日も本どころではないので何も読んでないのですが、これから読もうかというところです。読む元気はないのですが。

で、何かタイミングが合わずに不在通知になっていた本は受け取れたので、早速読めばいいのですが、これは元気がない時に読む本じゃないですねぇ。私が読み始めると、おそらくハマって全部吸い取られてしまいます。

どちらかというと、まだ読んでなかったのか、と言われそうな感じの本なのですけどね。

 

Cracking the Coding Interview: 189 Programming Questions and Solutions
Gayle Laakmann Mcdowell 著
Lightning Source Inc; 6版
ISBN: 978-0984782857

雑記

今日から8月なのですが、今日も全く本は読んでいません。ていうか参列者向けのお経は読みましたが、あれは本なのでしょうか。般若心経とか。

羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶

2017年の秋頃に瀬戸内寂聴さんの「寂聴 般若心経―生きるとは」を読んでいて、当時、般若心経を覚えようとしたのですが、全然覚えてないですね。

流石にボジソワカ程度は頭に残っているのですけれども、読む回数が足りないようです。英単語は50回書けば暗記できるとかいう話がありますが、真言の場合、百万回唱えると成就するとかいう感じなので桁が違いすぎます。流石にそれ位繰り返すと覚えることでしょう。

寂聴 般若心経―生きるとは

寂聴 般若心経―生きるとは (2)

寂聴 般若心経―生きるとは (3)

寂聴 般若心経―生きるとは (4)